今日の秋櫻写

こちら新宿都庁前 秋櫻舎

6月の喪服は手ごわい

2012年06月14日 20時58分30秒 | きもの
今日はいいお天気。
洗濯ものを干してきて正解だった。
やったね。

さて本日は
比佐子さんの「6月の喪服」の装いを。

比佐子さんのブログ
「毎日更新!中谷比佐子のきもの365日 Part2」でも
取り上げていたけれど、そのときの写真を。

http://blog.goo.ne.jp/kimonohatena/e/dce476aff180ea9c9995d7eb67bb0585


外は22度と肌寒く、袷でもいいくらいな日。
でも事実は6月。立夏もとうに過ぎてる。
で、いろいろと検討して行きついたのは





絽縮緬の白地に黒で麻文様の単。
長襦袢を袷にして、下着もすべて暖かいものにして
防寒対策。

ハンドバックは黒で、草履は黒に白鼻緒。





帯は黒地紗袋、
帯あげと帯〆も黒に統一。


なるほど。
そして比佐子さんも書いていたけれど、
帯あげと帯〆を代えれば、これ、
ふつーにこの時期の日常着になる。

逆にいうと、黒と白で揃えるとたちまち
不祝儀になるということだ。

色の象徴性は多分に文化コードを含んでいるが、
誰かを悼む場において黒と白以外を中核にもってくる文化は
あまり聞いたことがない。
今度すこし調べてみようと思う。






中谷比佐子の『きものイズム』を伝えるホームページ



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