今日の秋櫻写

こちら新宿都庁前 秋櫻舎

「KOSMOS」2月号 比佐子流粋モダン・スタイル

2014年03月16日 01時33分18秒 | きもの

本日は2月号「KOSMOS」の
「比佐子流粋モダン・スタイル」にご登場いただいた
高(たかやなぎ) 清美さんを。



カラーセラピストでもある高清美さんが
一昨年ひと目惚れしたのがこの小紋。




「ピンク、グレーと色が混ざってる感じがすごく素敵でした」




矢絣の地紋に「しけびき」の技法で
淡い色が霞のように甘く浮かび上がる。
今年はこれに合わせて帯と赤い長襦袢を購入。




赤のチラリズム。
ピンクと赤の組み合わせは文句なしにかわいい。

「帯をあてた時に自分がすごく楽しめると思ったんですよね」

というのも、この帯は見る角度によって
縞になったり唐花文様になったりするのだ。






ある側面からみると、キラキラ砂金のよう。
ある側面からみると、唐花文様と縞が浮きあがる・・・!

「感動のあるきものってすばらしいと思う」と仰る高さんだけど、
それはこちらの科白。
だって拝見している我々もウキウキしてくるんだもの。





この笑顔。
それに高さんって光を集めちゃうの!
撮るところ、撮るところ、光がサーっとついてくるのだ。

そして高さんはなんと落語がお好きだというではないか。
ええーーっなんてこの時点でウハウハになったワタシが

「どなたかお好きな噺家さんはいらっしゃるんですか」

とたずねると、

「柳家小三治師匠です」

きたーっ!

「このきもの、師匠の会に着ていきます」

もうぜひそうしてくださいませ







帯揚げはうぐいすに見立てて鶯色に。





普段もたつく腰回りもひも無しの裾よけですっきり。



振りと袖口に赤のチラリズム。



今回秋櫻流の着つけと下着一式を初体験。
これまでゴム付の伊達〆を使っていたそうなのだが、
ひもだけで着ると「逆にゴムの違和感が分かります」と。







一番喜んでいらしたのは胸元のふっくら感。
胸当て効果です。
ほんとふっくらして優しい雰囲気に。
「着ていて楽しい」と終始輝く笑顔。
こちらこそ感謝♪




光のシャワー。
姐さんのくの字。

それではまた。