今日の秋櫻写

こちら新宿都庁前 秋櫻舎

湯文字教室の感想 

2012年09月03日 16時26分56秒 | きもの
今日はスコールはなかったけど、
湿気がムンムンの一日であった。

みなさま、機嫌よく過ごしてますか。


さて、昨日のつづきで「湯文字教室」のことを。



ゑり華さんのお客さまは、どなたもびっくりするくらい
とーーーっても熱心で、真面目に取り組むお客様ばかり。
お客さまばかりではない。
ゑり華のスタッフさんたちも、1部組と2部組に分かれて、
お客様といっしょにレッスンを受けてらっしゃったほどだ。

もう感動。

感動・・・!


湯文字の着け方実践タイムのときは
あちらからもこちらからも質問が飛び、
ちゃんと出来ているかのチェックを求められ、
比佐子さんと姐さん、ワタシの3人はフル回転だった。
でもとても遣り甲斐があった。

こうしたお客様の熱意は、
会後のアンケート提出率にもあらわれていて。
なんと、提出率100パーセント。
すごくないですか?

しかもちゃんと書きたいからと家に持ち帰り、
後日送ってくださったお客さままでいたのだ。
ゑり華さんのお客さまも、そんなお客さまを
お持ちのゑり華さんもすばらしいと思う。

そういうわけで。
そのみなさまのお声をここにご紹介させていただきます。

湯文字に興味のある方、
一度湯文字レッスンを受けてみたいんだけど、という方にも
何か一助になればと思います。

*なお、掲載した文章は承諾を得た方のものに限ります。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

着けたときの気もち

◆湯文字でキュッと腰まわりを整えた時の驚きと心地良さ!
 体の奥底からの爽快感と安堵感が素晴らしい。
 あらゆることは基礎が肝要ですが、
 まさに湯文字は着物(着付)の基盤、同じ着物も大きく世界が変わる。
 中谷先生、ゑり華のスタッフの方々、そして私(たち)も、
 「湯文字」の存在とその大いなる価値を、
 ひとりでも多くの方に知らしめなくては!



比佐子さんの本で湯文字のことを知ってはいたけど

◆湯文字を初めて見ました。つけてみて本当にびっくりしました。 
 とても気持ち良く体にも良いなんて本当にステキです。
 先生のお話しもとてもためになりました。ありがとうございます。
 昔先生の本を持っていて、是非お会いしたかったので
 今日はうれしかったです。


◆数年前、中谷先生の御本で〝ゆもじ〟の存在を知ってから、
 ずっと気になっておりました。ご本人のお話をうかがえ、
 使い方まで教えていただき感激いたしました。
 とても楽しく、身になるお話で、日常から湯もじを使いたいと思います。
 ありがとうございました。



文化の継承・伝達に共感、そして温故知新

◆昔の人の知恵ですね。継承しないともったいないですね。
 高温多湿の日本ならではの着こなしをますます勉強したいです。


◆興味シンシンで出席させていただきました。
 忘れていたことを思い出したり、新たな発見があったりで、
 着物はすばらしい。
 日本の文化を次世代にしっかり残せるよう努力されてる、
 すばらしい集いに感謝して居ります。


◆湯文字は全くの未知の世界でしたが、大変勉強になりました。
 昔の日本人は体にやさしい合理的な衣生活を送っていたのだなと
 思いました。少々練習が必要ですが、きちんと身につけられる
 ようになったら、着物を着る時に(特に長時間きる時)実践したいです。



下着の話に特化していたことについて

◆湯文字教室に参加させていただき大変勉強になりました。
 知らない事ばかり。
 下着のことは誰も積極的に教えてくれる人はなく、
 しつこく聞いてやっと1つ聞き出せる位でした。
 こんなにしっかり理解できるよう教えていただけて
 本当によかったですし、種類もこんなに豊富にあること
 知りませんでした。
 今回は本当にありがたく思います。
 今後も他の人にはなかなか聞けないことの企画をお願いします。



シンプル!

◆長年のなぞが解けました。ありがとうございました。



普段のお洋服のときにも使いたい

◆大変いい勉強になりました。今まで不思議の世界の中にあった
 「湯文字」が今現在のこの世界、この時にやっと来てくれた
 という感じです。
 中谷先生から直接お話が聞ける機会を作ってくださった
 ゑり華さんに感謝しております。
 今日帰宅したら早速素肌の状態でつける練習をしてみます。
 湯文字って本当にスゴイです。
 『きものという農業』大切に読みます。
 何とか洋服の下にもつけられないか考えてみます。


◆湯もじという名称は聞いていましたが、ハアーという感じ。
 毎日着用することで腰痛、しびれから解放されるかもと期待します。
 楽しい講習でした。


◆とても心地良い腰になりました。自宅で愛用します。


◆今日はとってもとっても役に立つお話をありがとうございました。
 「どんなの?」と思っていました。「なるほど~~~」と
 納得出来る事ばかりで、今日から「ゆもじ」ファンになります!!
 冷えにも腰痛にも、良さそうです。お着物で外出していない時でも、
 家では「ゆもじ」がいいかもしれません。
 娘にもおしつけがましく話をしてみたいと思います。
 どうもありがとうございました。次回、次々回、楽しみにしています。


◆湯文字は3年前にゑり華さんでオーダーしたのですが、
 担当のHさんと一緒に「ホンモノ湯文字」とそれ以外の違いを
 学んだのであります!
 「着物屋さんと一緒に学ぶ」という腰の低いコンセプトが
 えり華さんらしいですね。
 さて、洋服用の湯文字はないものかしら。



美、健康

◆骨盤前傾、いらないぜい肉、肩こりに姿勢の悪さ・・・
 すべて悩んでいたことです。
 湯文字を体験できて短い時間ですが体への心地良さを体験し、
 ぜひこれから美容と健康のために使いこなして行きたいと思います。


◆明日からのきもの姿がよりよくなりますように願いながら、
 着付けに励みます。健康に良さそうなのがなによりうれしいです。


◆本当に興味深いお話し、ありがとうございました。
 湯文字を大いに利用して、健康的に着物生活を続けようと思います。
 ありがとうございました。


◆湯文字教室ってなんだろうと思い、興味を引かれ、
 ゑり華通信を読んでみたらー!
 お腹が出て着物を着るときに気になっていたので、
 即刻で申し込みました。実際にやってみると、
 骨盤が安定してとても姿勢がよくなって気持ちがよかったです。
 中谷先生も素敵で次回も楽しみです。


◆とても勉強になりました。工夫はやはり経験が生み出すものなのですね。
 後姿にも気配りしてよりよい着物姿を目指したいと思います。
 ありがとうございました。


◆大変役に立つ〝湯もじ〟教室、有難うございました。
 先生のお話にも奥深さを感じました。
 今日の体験をもとに、より洗練された着物美人を目指したいと思います。
 これからも美しく変わる為の企画、楽しみにしています。どうぞ宜しく。


◆着物姿を極めたいので、今後の講座も楽しみです。
 毎月参加できる様に頑張ります。



補正に対する意識が変わった

◆いちばん土台になる部分の気持ちのよい着付け方を
 教えていただき、ありがとうございました。
 タオルをいっぱい使う補正をしておりましたが、
 これからは少し減らせそうな気がしています。
 身体と心によい着付けを身につけたいと思います。


◆裾よけで下から持ち上げて体型補正するのは知っていましたが、
 湯もじだとさらに引きしめ効果が感じられ、
 着物を着るのが楽しみになりました。


◆お尻がキュッとひきしまって気持ち良かった。
 今日から寝る前にでも、着ける練習をしようかな。



こんな素敵な言葉も。哲学的でシビれます。

◆下腹に軽く手を当てられている様な感覚。
 補正というよりも、無意識に働きかけるためのひと手間。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

感想文を読んでいると、湯文字をとおして
秋櫻舎のきもの観までも伝わっているように思います。

気もちいいのは体と心にいいから。
気もちよさとは体と心にいいということ。
美しさとは健やかさ。

「役に立つ」という言葉が頻繁に出てきたのも印象的でした。

個人的には
「着物姿を極めたい」っていうのにも
打たれるものがありました。

そのためには土台作り。
間違いない。

そして湯文字は補正にあらず。
「無意識に働きかけるためのひと手間」か。

きものを着たときに、いーい笑顔になるように。





湯文字の着け方レッスン
http://www.kos-mos.com/schedule/schedule.html#yumoji_trial


湯文字のご購入
http://www.kos-mos.com/kimono/org.html



下腹とお尻と骨盤を、

正しく、美しく整えて、

きものを着て元気になりましょう!

ピース。





青山で湯文字教室

2012年09月03日 15時51分15秒 | きもの

つれづれの翌日8月26日(日)は
青山の骨董通りにある呉服屋「ゑり華」さんで
「中谷比佐子の湯文字教室」。

1部、2部で各2時間、定員は15名ずつなのだが、
どの会もすぐに定員に達してキャンセル待ちになったそうだ。

なんてうれしい悲鳴!

みなさんの興味の的はもちろん「湯文字」だ。

参加者は湯文字を知らない方が大半。
知らない下着なのに・・・。
いや、知らないからこそ、
この未知の下着に出会いたいのかも。
知り合いたいのかも。






会はこんなふうに、
前半は湯文字の効能や成り立ちをお話し、
後半からはそれぞれマイ湯文字を使って
実際に湯文字を着けるレッスンである。
ちなみに写真の左上で、一眼レフを構えているのが
花岡社長である。バイク乗りでもある。

格好はきものの方、ジャージの方といろいろだけど、
基本は、肌に直接着けるものなので、
「感覚」をつかもうとすればするほど、
一生懸命やればやるほど、裸に近い姿になっていくのは必須。

だから会のちらしに
「男子禁制」と銘打ってあるのは正解。

社長だってもちろん途中から
蚊帳の外だったもんね(笑)


でもすーーーっごく充実した会だったな。
手ごたえも感じた。

だって定員分の30枚の湯文字を持っていって、
28人もの方が購入なさったのだから。
お店のスタッフさんだって買ってくださったのだ。

そうゑり華さんからは
感想みっちりのアンケート用紙をいただいたので、
後日ご紹介しますね。


そして我々の装いなど。



比佐子さんの帯。
麻に金糸、銀糸で月と雲の刺繍。
前はパールを〝組み込んだ〟帯締で。

きものは絽。
おくみの裾に葦の手書き友禅。
裾がめくれないと(あるいはめくらないと)
この柄は見えない。


この日、姐さんとワタシはアシスト。
長い一日だったよ。




姐さんは型紙2枚を使って型染めした越後上布に、
ざっくりすだれ帯。
この帯を締めるときはいつも「赤い帯揚げしてー」って
リクエストするんだけど、なかなかしてくれない。
スイカみたいでかわいいのになー。




帯、大活用!というか、ただの差し込みすぎ。

ワタシはシャーベットグリーンの撫子の付け下げ。絽です。
帯は絽綴れでキキョウ柄。
でもなーんにも写っていない(笑)
白っぽいきものって駄目だなあ。



1部と2部の間の待ち時間中。




バレエのポーズ。
レッスンの成果。




姐さんも加わって。
比佐子さんのトゥが本気。


帰りは、コム・デ・ギャルソン本店と
プラダ青山店の前を通過。



プラダ。
ガラスの網タイツみたい。




これはギャルソン。テーマは何かしら。
ディスプレイは南米の遺跡というようなイメージだったけど。



何気ないけど、このガラスの角度に、
ギャルソン的なエッジを感じるワタシ。
もらいものしか着たことないけど、ワタシはギャルソン・ラブ。
ここのお洋服のすごいところは、洋服であるにもかかわらず、
常にヒールを履かなくてバランスがとれるところと、
洋服が年齢と性別をじつは選ばないところだと思う。


ぼーっと横目にファッショナブルな街並みを流して
アンデルセンに落ち着き、軽くおつかれさまの夕食をたべる。


さいごは近所で見つけた花。



クラシカルな花といってもいい芙蓉。
されど、この芙蓉はショッキング・ピンク。


そんなわけで。
今日の帰りはスコールが降りませんように。

ではまた!








中谷比佐子の『きものイズム』を伝えるホームページ



着たい着物を作っています