今日の秋櫻写

こちら新宿都庁前 秋櫻舎

鬼おろしと浴衣

2011年08月12日 13時52分21秒 | きもの

毎日お暑うございます。
しかし寒いのよりはいい。
百万倍いい。

世はお盆休みに突入のようで
電車がいい具合に空きだした東京。
この空いてる感じがすき。
そしてここ最近のワタシは毎日
とうもろこしをたべているような気がする。


さて先日のナイト・コスモスの様子を
ちょこっと。

この日のご飯は、結城紬のうどんをぶっかけで。
重要無形文化財のうどんです。

出汁はあご出汁で、姐さんがんまいのを作った。
トッピングは胡麻、大麻の実(松本さんがお持ちくださった)、
かぼちゃの素揚げ、おろし生姜、しそ、
そしておろし辛味大根。

この辛味大根は姐さん持参の「鬼おろし」で
すりおろしたのだけど、これがすばらしい道具で。
汁が出ないので、辛味が逃げない、じゅるじゅるにならない。



このすり口をみてー。
通常のものとくらべてかなり目が粗いのだ。
力技で大変だったけど、おいしくできたのでよし。

うどんは売れに売れて、完食。
わーい。




じゃーん。
黄色いスイカ。

デザートはこのスイカと巨峰の補色コンビ。

このイエローがものすごくきれいでみとれる。
こんな色のお洋服が着たい。


夏だけだからと意欲的に浴衣を着ているワタシですが、
この日のナイト・コスモスも浴衣を着用。



斬新。

浴衣に袋帯です。
しかもふくら雀。


って嘘です。

いや、嘘じゃないんだけど、会が終わってから、
帯結びレッスンをしている松本さんと陽子さんに
背中をお貸ししていたので、こういう絵になった次第。

ピースしてるくらいだから、
楽しかったのです。

本当は、とっても鮮やかなターコイズの麻帯を締めていて、
随分カラフルで派手なコーデだったのだ。

「らしくなーい」
「秋櫻舎っぽくなーい」

幾多の声を受けつつも、評判は悪くなかった(と思う)。
浴衣だし、遊びたいしで、たまにはね。

本寸法の浴衣姿はこれかな。







竺仙の型染めに、どっこ柄の博多の半巾帯。
もう異議はございませんという感じ。

この写真の江口嬢は、
比佐子さんの本の担当編集者であった。
新著の宣伝のため、ブックファーストで
イベントをやったときに、浴衣を購入してくれて
浴衣姿で司会進行をしてくれたのだった。
懐かしいな。
めちゃめちゃかわいかったな。
数年前、家の事情で退社したのだけれど、
元気にしているかしら。


そんなこんなで花火大会も目白押し。
浴衣を着て街に出よう。
着つけレッスンも致しますよー。

ちなみにワタシはこの夏2回着たが、
もう2回くらい着たいなと思ってます。

うれしい夏を。