うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

詩心。

2010-08-06 10:19:45 | つれづれ
毎日帰宅して、まず何をするかってベランダの窓を開けるんですが…

丁度家に着く12時前後は、ここ数日イイ感じで東の空から上弦の月が昇ってきます。

そして天頂付近にはひときわ明るい星があります。

たぶん光り具合からして恒星ではないと思います。

同じく北寄りの天頂付近にはカシオペア座。

この頃は少し夜になって風が出るので、ベランダに出ると暑いながらも
気持ちがいい。

うっすらと浮かんだ雲がたなびいて、日によっては秋空の雲のように見えたり
風が強いと、月や星をかすめてそれが北の方角に流れていきます…。

もうとっても気持ちよくて、ずっとこのまま空を眺めていたい感じがするんですが、
明日の仕事のことを考えてスゴスゴとお布団に入るわけです。

…って感じを、きっと最近傾倒中の高杉晋作さんあたりなら綺麗な漢詩にでも
するんだろうなぁ。
…なんて思ったり(^^;)

せめて五言絶句くらいは作れるようになりたいものです。
自然の情景くらいしか詠めないと思うけど。



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闇?

2010-08-05 19:27:22 | 読書
人一倍こわがりなクセに、昔から不思議なものが大好きな私…。

久しぶりに「ムー」を買ってしまいました…。

「闇の日本史スペシャル」というタイトルにつられてしまったですよ。

日本史の非公開裏事情が、とにかく好きでよくそういう本を読みますが…
さすが「ムー」的視点なモノとはこの雑誌で初めて遭遇…。

こういう歴史の謎が解き明かされる日が来るのかどうか分かりませんが…。

そしてやっぱりムーといえば昔から宇宙的な記事ですよね。
最近身近な人とも宇宙人やUFOの話で盛り上がっていたところだったので
(ウチのネパール人とも最近オバケとか宇宙人とか神秘の話をよくする…^^;)
面白いなぁ…。

でも歴史にせよオバケにせよ宇宙人にせよ、こういうスッキリしない話題に夢中に
なったときって、どこかぞーッと怖くなるのも、根っから小心者のせいなんだろうなぁ(^^;)
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暑中見舞い。

2010-08-03 19:41:11 | つれづれ
本当に毎日暑いです。

大学時代の友人2名から同じ日に暑中見舞いが届きました。

ひとつは絵葉書。
やっぱりメールの時代になっても直筆のお手紙は嬉しいものです。
さすがお互い文学部(^^)

もうひとつは史学部の友人から金沢のお漬物。
食欲減退のこの時期、冷たく冷えた野菜の漬物はごちそうですね~。

とりあえず、買いだめしている絵葉書と記念切手から夏らしいものを選んで
暑中見舞い返しと礼状を投函してきました(^^)
お休みの日に届いて幸運でした。

金沢の友人にはお中元送るのすっかり忘れてたなぁ…。
次のお休みに探しにいこっと…。
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豊川稲荷へお参り。

2010-08-01 01:41:00 | 旅行・参拝
豊川稲荷の東京別院にお参り。
赤坂見附駅で下車、徒歩5分くらいです。

O姉サマのお供で、ここの縁切りと禍事災厄よけの叶稲荷尊天へのお参りが目的。

初めてお参りしましたが、なかなかに立派でございます。

写真は本殿。



お稲荷さんだから、神社…と思っていたら、本殿はまるで寺院の造り。
本殿には、靴を脱いで上がってお参りできます。
…まるでお寺でしょ。
天井も、すすけたようにまっ黒になっていて、積み重ねた時間によるものなのか、
護摩でも焚いたためなのか分かりませんが、とにかく重厚です。
でも、とっても落ち着きます。



奉納された幟旗を迷路のように進むと、小さなお社がいくつかあって、
油揚げがお供えしてあります。

おっと豊川稲荷、豊川陀枳尼天という仏法守護の善神…と説明がありました。

確かに、お稲荷さんはインド神話がルーツの陀枳尼天が真言密教に入ってきて、
それが神仏習合された…という話は聞いたことがあります。

どうやらお稲荷さんも単純ではないようです。

こちらの豊川稲荷は陀枳尼天を稲荷神として祀ったもので、そういういきさつから
寺院様なもの、
(となると、本堂内がまっ黒に見えたのも、護摩を焚いた可能性大ですよね、
真言密教ですから…)

もうひとつは伏見稲荷系の農耕神を稲荷神として祀ったもの…

同じ稲荷ですが、ルーツに差異があるようです。

本当にこの世界は奥が深くて難しい…。

さて、豊川稲荷(東京別院)の山門(…っていうからやっぱり寺院なんだな…)の
掘りものです。



稲穂が取り巻くようなモチーフ。
やっぱりお稲荷様と言えば農耕神です(^^)

ちなみに陀枳尼天は、南町奉行所の大岡越前が深く信仰したそうで、そのときの御尊像が
こちらにいらっしゃるそうです。
境内に越前の説明と「目安箱」があって「なんで…?」と思った理由はこういうことだったんですね。
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