まず向かったのは伏見。
近鉄の桃山御陵前で下車、明治天皇の御陵伏見桃山御陵を目指しました。
明治維新後、東京に移られた明治天皇のご希望で、陵墓は京都に作られたそうです。
御香宮神社を通過してしばらく歩くと、うっそうとした杉並木に囲まれた砂利道が現れます。
緩やかな上り坂のその道、もともとは伏見桃山城のあった場所で、御陵は本丸跡地とのこと。
どうやら地元中高年の方のお散歩コースになっているらしく、
早朝(といっても9時くらい)ウオーキングのご夫婦などがかなりのスピードで歩いています。

登りきった御陵前では、一休みをするトレーニング服姿のおじさんたちがいっぱいいました。
高台にあるため、陵墓は町を見下ろす向きに開けていて、先ほどまでの杉の林から一気に開けた感じです。
砂利道の山歩きにいささか疲れましたが、この後の予定もあるのでほどなく元来た道を下山(?)。
途中にわかれ道があって、そちらは桓武天皇陵参道と書いてあります。
桓武天皇といえば、平安京遷都の偉大なお方。
距離感もつかめぬまま、思わずそちらへ曲がってしまいました。
先ほどまでの杉並木とは植生が打って変わり、
今度はポンペイ美術館展で見た絵画に描かれたような、背の高い落葉樹の林。
鶯をはじめ野鳥のさえずりが何とも大自然を味あわせてくれます。
ちなみにこちらの道も、ご老人達が盛んに往来しています。
鶯の鳴声に、口笛で応えているお爺さんがいて、これまたなんとも風流!
しばらく進むと、車道と交差しました。
どうやら、この車道は伏見桃山城のスポーツ公園に続いている模様。
実は、もう何年も前に伏見桃山城を訪れようと思った折、
駅員さんに道を聞いたら「もうあそこは公開されていない」と引き返した苦い思い出が。
でも、電車からも城は見えるし、確かにそこにあるので、向ってみることにしました。
スポーツ公園ということで駐車場はあるものの、車は一台もなく、ひっそり。
「城の内部は公開されていません。お庭からご見学ください」というような看板があり、
誰もいない敷地内には、夏草が生い茂り、窓も全部閉ざされた、
なんとももの寂しい伏見桃山城の姿が…。


これぞ「夏草やつわものどもが夢のあと」ではなかろうかと…。
哀愁を感じたので、そそくさと一回りして後にしました。
結局、桓武天皇陵はやめて、元来た道を戻りましたが、それは大正解だったようです。
後で調べたら、桓武天皇の柏原陵へはかなりの距離がありました。
近鉄の桃山御陵前で下車、明治天皇の御陵伏見桃山御陵を目指しました。
明治維新後、東京に移られた明治天皇のご希望で、陵墓は京都に作られたそうです。
御香宮神社を通過してしばらく歩くと、うっそうとした杉並木に囲まれた砂利道が現れます。
緩やかな上り坂のその道、もともとは伏見桃山城のあった場所で、御陵は本丸跡地とのこと。
どうやら地元中高年の方のお散歩コースになっているらしく、
早朝(といっても9時くらい)ウオーキングのご夫婦などがかなりのスピードで歩いています。

登りきった御陵前では、一休みをするトレーニング服姿のおじさんたちがいっぱいいました。
高台にあるため、陵墓は町を見下ろす向きに開けていて、先ほどまでの杉の林から一気に開けた感じです。
砂利道の山歩きにいささか疲れましたが、この後の予定もあるのでほどなく元来た道を下山(?)。
途中にわかれ道があって、そちらは桓武天皇陵参道と書いてあります。
桓武天皇といえば、平安京遷都の偉大なお方。
距離感もつかめぬまま、思わずそちらへ曲がってしまいました。
先ほどまでの杉並木とは植生が打って変わり、
今度はポンペイ美術館展で見た絵画に描かれたような、背の高い落葉樹の林。
鶯をはじめ野鳥のさえずりが何とも大自然を味あわせてくれます。
ちなみにこちらの道も、ご老人達が盛んに往来しています。
鶯の鳴声に、口笛で応えているお爺さんがいて、これまたなんとも風流!
しばらく進むと、車道と交差しました。
どうやら、この車道は伏見桃山城のスポーツ公園に続いている模様。
実は、もう何年も前に伏見桃山城を訪れようと思った折、
駅員さんに道を聞いたら「もうあそこは公開されていない」と引き返した苦い思い出が。
でも、電車からも城は見えるし、確かにそこにあるので、向ってみることにしました。
スポーツ公園ということで駐車場はあるものの、車は一台もなく、ひっそり。
「城の内部は公開されていません。お庭からご見学ください」というような看板があり、
誰もいない敷地内には、夏草が生い茂り、窓も全部閉ざされた、
なんとももの寂しい伏見桃山城の姿が…。


これぞ「夏草やつわものどもが夢のあと」ではなかろうかと…。
哀愁を感じたので、そそくさと一回りして後にしました。
結局、桓武天皇陵はやめて、元来た道を戻りましたが、それは大正解だったようです。
後で調べたら、桓武天皇の柏原陵へはかなりの距離がありました。
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