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うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

六條院

2009-03-07 01:05:24 | Weblog
昨夜はやっぱり源氏物語のアニメを夜中にみてしまふ…(--;)

ちょうど帰宅してマッタリしている時間だから仕方がないのです…。

葵上が死んじゃって

六条御息所が伊勢へ行こうとしていて

ちょうど「葵」「賢木」のあたりですねぇ。

紫ちゃんはますます可愛くなっちゃうし…。

でもこれから光さんは大変なことになっていくんですけどね(--;)

でも…

その大変なことを乗り越えた後で

素晴らしい栄華が待っているということで(^^)

そう♪

六条院の生活が♪


…というわけで、ずいぶん昔に買った本ですが、

素晴らしい模型写真集なんです!

寝殿造りがよく分かります。

そういえば、須磨から光が明石に行くあたりも、

桐壺帝が夢の中に出てきて…って

「夢告」的エピソードが盛り込まれているんですよね。

私が学生時代に受けていた講義も

仏教文学としての「源氏物語」ってテーマだったので、

なるほどなぁと思うところがたくさんあるわけです。

結局、因果応報の物語ですよね。

藤壺と源氏が桐壺帝に対して行ったことが

女三宮と柏木によって源氏に戻ってくる…

栄華を極めた光も、

紫の上が亡くなってからは何かちょっと寂しすぎて…

時代は違うけど、

「方丈記」の序を思い出してしまいます…

…主とすみかと無常をあらそふさま、いはば朝顔の露にことならず…

当時はもっと仏教が(貴族の)生活に密着していたんでしょうし

(仏教だけではないですよね、行事的なものとか?)

その仏教行事にたいしても、かなり精通して自分も体験していないとこんな詳しい描写はできない…って紫式部を評価している注釈本もあったと思います。

源氏物語って読めば読むほど奥深い世界だという気がします。






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