
前月京都を訪れた際に、一乗寺の恵文社で買おうか悩み、結局池袋のジュンク堂で買った本です。
「くらしのこよみ 七十二候の料理帖」
うつくしいくらしかた研究所編集
かろうじて若干分かるのが、二十四節気。
しかし、七十二候となればさっぱり知りませんでした。
ほぼ四日区切りで、その季節に即した美しい呼び名があったのですね。
ちなみに今日は1月10日。
「芹乃栄」(せりすなわちさかう) 1月6日~10日頃だそうです。
ほぼ七十二候、すべて自然現象や植物や虫、生物の状況を表しているから、考えたかたはよほど博識というか、観察眼をもった人なのでしょうね。
そしてそういう自然の愛で方も日本人ならではの気がします。
さて、この本の素晴らしいところは、節気ごとの旬の食材がイラストつきで出ていたり、七十二候の旬食材を使った料理レシピがきれいな写真つきででているところ。
もちろん、レシピ抜きにして、節気や七十二候の豆知識を得る読み物としても楽しめます。