中国ビジネスブログ「漢和塾の窓」

中国語や中国ビジネスに関連するテーマを、漢和塾の小川がつらつらと書き綴る・・・

政府批判はしたくないですが、意味不明です!

2011-03-20 21:11:10 | 政治
この状況において、誰の責任だとか、対応が遅いとか、政府や関係者を批判することに何の意味もありません。海外(中国)から日本の必死の原発対策の報道を見て、距離感はあるものの同じ思いで祈るように作業の成功を見守っているのは、私だけではないでしょう。

ただ、そんな事態の中で、なぜか仙石氏が役職に復帰、皇居で認証式だとか、自民党の谷垣氏に復興相を打診だとか、意味のわからない政治の駆け引きが行われています。原発の推進者が誰であろうと、今、責任者であり、責任政党の代表である一国の首相の考えていることは理解不能どころか、事後の保身のための布石にしか見えません。

さらに小沢氏については、総理自ら、追放寸前まで追い込んで調子に乗っていたくせに、代表経験者の力を借りたいだの、そんなことは、周りの人が自然発生的に協力をするもので、これ見よがしに人を巻き込むなと言いたいです。都合のいい時には派閥抗争、窮地に追い込まれれば連帯責任。アメリカがとりあえず仕立てたロボット総理大臣ではありますが、人間性と言うか、過去最悪の総理大臣だと私は思います。

日本の現状は、本来は東北の被災地の復興・援助が先なのですが、世界の非常事態ゆえに、福島の原発が最優先となっています。これは残念ながら仕方のないことかも知れません。が、家どころか、街ごとなくなった被災地への援助をどのような形ですればいいか?関係のないエリアの人が、わが身だけ考えて買いだめしている場合ではないと思います。中国の塩の買いだめの話もすでにふれましたが、なんと塩を10年分買い占めた人もいたとか・・・日本人の謙虚な姿が世界に賞賛されていましたが、買いだめに走る人が後をたたない現状を見ると、中国の批判などしている場合ではありませんね。

セリーグの開幕の話も、あまりにも稚拙な話題と言うか、気持ちの問題ではなく、電力の問題でしょ!

23日に日本に戻ります。原発の影響がどこまであるか、されど、必死の努力で絶望から希望へと道をつないでくれている作業員。○○シーベルトが、当たり前の言葉になっていますが、健康の不安を犠牲にした作業員は、事態が終息した暁には、実名で賞賛されるべきです。私、あるいは漢和塾として、復興に向けた段階で何をどこまで支援できるかはまだ具体的にはなっていませんが、まずは自らがしっかりと立って頑張ること、その上で、社会に対してできることを考えていきたいと思います。


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