患者さまからいただいた感謝のことば(臨床検査技師)

臨床検査技師として理学療法士の先生方と業務する中で、患者さまと会話しています。そんな患者さまのつぶやきを話します。

朝にはポックリ逝きたいなぁ…

2014-05-16 04:50:37 | 病気
おはようございます。
との菌です。(*^_^*)

入院患者さまのリハビリ業務をこなす

【今…自覚症状どうでしょうか?】
【ああ…なんともないよ】と話す
【入院してきたときの症状は覚えてますか?】
【ああ、はっきり覚えているよ】
【今回、病気になってしまったのはしかたないものとして…】
【再入院や再発を防がないといけませんよね】
【ああ、そうやな…】
【本当に次は命ないかもしれないしな】
【…】
【それでもいいけどな】【なんてこと言うんですか…】
【もう高齢やしな。】
【心残りないで…】
【そんなこと言わんといてください】
【あとはポックリ逝けたらええんとちゃうかな】
【また、そんなこと…】【いや、ほんまやで】
【朝になってポックリ逝けたら楽やで…】
【知り合いのおばあさんがそうやったわ】
【夜普通にねはって朝には亡くなってたんや】
【そりゃ楽やで】
【でも周りが悲しいでしょう?】
【いや、そうなるころには悲しいとかないで…】
【自分の死に方やったらポックリ逝けたら最高や…】
(よくよく考えたらそうかもしれないなぁ)

苦痛の中で死んでいくより 朝にはポックリ…か

患者さまの指導としては 少しずれているが 自分の立場として見ると あながち 否定できない思いやなって感じたエピソードでした