【「いたむ」】
≪辞書で調べてみます≫
<悼む>
〔「いたむ(痛・傷)」と同源〕人の死を悲しみ嘆く。
「親友の死を悼む」
<痛む・傷む>
(1)肉体のある部分に痛さを感ずる。《痛》
「傷口がずきずき―・む」「寒くなると腰が―・む」
(2)(「胸が痛む」「心が痛む」などの形で)精神的に苦痛を感ずる。
「当時のことを思い出すと、今でも胸が―・む」「心が―・む」
(3)(「懐が痛む」などの形で)出費が負担になる。
「部下との付き合いで懐が―・む」「腹が―・む」
(4)壊れたり、すり切れたりする。損なわれる。《傷》
「ワイシャツの袖口が―・んできた」「この家は屋根も床も―・んでいる」
(5)食料品が傷ついたり、腐り始めたりする。《傷》
「―・んだ魚」「―・んだミカン」
(6)苦痛あるいは迷惑だと感ずる。
<その他>
撓む・炒む・煠む
≪「いたむ」と訓読みできる≫
悼
トウ/ドウ dao4
<おそれる> いたむ
0495/03696
<解字(字統)>
心が動くほどの深い悲しみ ⇒ 悼
「いたむ、かなしむ」の意味
<解字(漢語林)>
卓は、高くおどりあがるの意味。
心が悲しいの為に動揺すること。
▲よく判らない
怛
①タツ/タチ ②タン/* 慣用:ダツ da2
いたむ <おどろく><おごりたかぶる>
0488/03598
<解字(字統)>
女が男の約束を違えた事を嘆いて痛恨する意味としていたり、心を込めて思う程の意味であろう。
漢語林では、「感嘆」の「嘆:タン」の音と通じるとしている。「心をいためる」の意味。
恫
①トウ/* ②トウ/ドウ 慣用:ドウ
①tong1 ②dong4
いたむ <おそれる><うめく><熟語>
0491/03638
悽
①②セイ/サイ ①qi1 ②qi4
いたむ <すさまじい>
0494/03688
<解字(漢語林)>
妻は、凄に通じ天雲の為に天が暗くなるの意味。
心が曇ってくる・悲しみいたむの意味。
字統では、秦・漢時代以降に用いられたとされている。
悵
チョウ/* chang4
うらむ いたむ <なげく><がっかりする><ぼんやりするさま>
0495/03693
<解字(字統)>
“倀(くるう)”に通じ、狂い倒れるようにかなしむ・いたむの意味。
惻
ショク/シキ 慣用:ソク ce4
いたむ <いたみ悲しむ>あわれむ>
0497/03725
★惻隠の情(ソクインのジョウ)
愴
ショウ/ソウ chuang4
いたむ(かなしむ)(いたましい)
0498/03754
<解字(字統)>
心いたみ悲しむこと。
わが国のサ行の音に寂寥感を持つものが多い。
漢語林では、刅(ソウ、≒創)に通じ、心が傷つく・かなしむの意味。→「いたむ」
<キズを受ける>
傷
ショウ/* shang1
きず(きずつく)(やぶれる)(きずつける)(そこなう)いたむ いためる いたましい
0114/00549
<解字(常用字解)>
“傷”の右側は、上から覆い被る、呪儀を妨げる。
∴人の精気が衰え損なわれることをいう。
人の及ぼして、人の妨げられ、損なわれること。
「いたむ、心がいたむ、かなしむ」の意味
<病気>
疼 疼
トウ/ドウ teng2
いたむ うずく
0894/07551・07552
<解字(漢語林)>
“鼕”に通じ、鼓をトントンと打つの意味。音写語。
間をおいていたむ・うずくの意味。
▲判り難い
●疼:(07551:[疼])は本字 (07552:[疼])は俗字
痛
トウ/* 慣用:ツウ tong4
いたむ いためる (いたみ)<いたましい> いたい
0895/07575
<解字(常用字解)>
甬は、手桶の形。
筒型で空洞の物であるから、「滞りなく通じる」の意味。
疒は、牀(ゆか)の上に病気で寝ている人の形。
病気になって激しい痛みが全身を通り抜ける ⇒ 痛
<その他>
戚
①セキ/シャク ②ショク/ソク ①qi1 ②cu4
おの <まさかり> うれえる いたむ <したしむ><みうち><ひきがえる><せまる><すみやか>
0508/03862
≪なぜか「いたむ」≫
惇
①トン/* ②シュン/ジュン dun1
あつい ≪いたむ≫
0494/03683
<解字(字統)>
享の元のは、神に捧げる時に食べ物を盛る器。
神饌を盛って祀ると言う意味。
その時のつつしみ深い心持ちのこと。
≪意味合いが「いたむ」≫
俑
①ヨウ/ユウ ②トウ/* ①yong3 ②***
(ひとがた=人形)<いたむ>
0101/00387
●兵馬俑~皇帝をいたむことなのか?
倉
①ソウ/* ②ショウ/* ①cang1 ②chuang4
くら <にわか、あわてる><あおい><いたむ、かなしむ、うしなう>
0104/00429
◆刅・創に通じるからか?
咤
タ/* zha4 / cha4
しかる <舌打ちする><ほこる><かなしむ、いたむ>
0238/01434
吒は本字 咤・は俗字
吒
タ/* zha4 / cha4
(しかる)<舌打ちする><ほこる><かなしむ、いたむ>
0224/01304-0233/01386
●吒は本字 咤・は俗字
唏
①キ/ゲ ②イ/ケ xi1
(いたむ)<わらう>(なく)≪なげく≫
0239/01455
弔
チョウ/* diao4
とむらう (とぶらう)<いたむ><あわれむ><つる、つるす><よい>
0439/03230
◆死者を葬る“弔:とむらう”時の心持ち?
●吊は弔の俗字
惄
デキ/ニャク ni4
うれる(=飢) <うれえる><おもう><いたむ、なげく>
0476/03473
愍
ビン/ミン min3
<いたむ> あわれむ <うれえる>≪いたましい≫
0480/03492
<解字(漢語林)>
敃(ビン)は、紊(ビン、みだれる)に通じ、心が乱れて悲しむの意味。
▲また、“通じる”が出てきた
慇
イン/オン yin1
<いたむ><ねんごろ>
0480/03499
慼 慽 [忄戚]
セキ/シャク qi1
うれえる うれい <いたむ>
0481/03517-0499/03771
●慼・慽[忄戚]は同字
憖 憗
ギン/* yin4
なまじいに <しばらく><いたむ、うれえる><つつしむ><ねがう><欠ける><よろこぶ>
0482/03528・03529
<解字(字統)>
來は、農作物。犬は、豊穣を願って生け贄にされた犬。
この犬を農作物の豊穣を願い祈願する心情。
「可愛そう。いたむ」の意味。
●憖は本字 憗は俗字
怵
①チュツ/チュチ ②シュツ/シュチ 慣用:ジュツ
①chu1 ②xu1
おそれる <いたむ><いざなう>
0487/03594
惨 慘
サン/* 慣用:ザン can3
<そこなう><しいたげる>(いたむ)(いたましい)みじめ<わびしくものたりない> 惨:≪むごい≫
0493/03681・03682
<解字(常用字解)>
参・參を擬音的に使い、悲凉の意味を示す。
▲詳細不明
惆
チュウ/* chou2
うらむ <いたむ><かなしむ><なげく><がっかりする><気落ちする>
0495/03692
慄
リツ/リチ li4
おそれる おののく <いたむ>
0499/03760
●「おののく・おそれる・いたむ」は、よく似た感覚
慯
ショウ/* shang1
うれえる <心がいたむ>~いたむ <思う>
0499/03769
憯
サン/* can3
<いたむ><うれえる><いたましい><はやい>
0500/03791・03792
●憯(03791)は本字 憯(03792)は俗字
痌
トウ/* tong1
<いたむ><できものがつぶれる>
0895/07565
痠
サン/* suan1
<いたむ、うずく><石の名>
0895/07570
瘣
カイ/ガイ hui4
<いたむ><<こぶ><熟語:瘣木><山が高く盛り上がってけわしいさま>
0898/07624
挽 挽
バン/マン wan3
ひく <ひきもどす>人を高い地位に引き上げる><死者をいたむ>≪ひき≫
0536/04115-0542/04180
●挽は本字 挽は俗字
楚
ソ/ショ chu3
いばら <うばら><にんじんぼく><むち> しもと <むちうつ><いたむ><国名> すわえ <ずわえ~ずわい蟹>
0684/05479
◆鞭打つ時の心情か?
殷
①②イン/オン ③アン/エン
①yin1 ②yin3 ③yan1
さかん おおい <深い><正しい><いたむ>
<ねんごろ><古代の王朝の名><雷の音の形容>
<ふるわす><かくす><あかい>
0720/05904
衋
キョク/コク xi4
<いたむ><心を痛める><うれえる>
1168/10591
<解字(字統)>
2つの百は、いれずみの文様。聿は、針(辛)を手に持つ形。皿は、血液の受け皿。
婦人が亡くなった時などに呪禁として両乳にいれずみを施した。
上からは針が刺し、下には流れ出る血液の受け皿が置いてある。
そのいれずみを入れる時の「いたみ」のこと。
譙
①②ショウ/ジョウ ①qiao4 ②qiao2
<しかる> せめる <ものみやぐら、たかどの><いたむ、やぶれる>
1228/11142
譩
イ/* yi1
<いかる><いたむ><ああ><熟語>
1229/11155
讟
トク/ドク du2
<いたむ><そしる><憎む>
1232/11197
蹈
トウ/ドウ dao3
ふむ <うごく><いたむ> ∴蹈鞴(踏鞴):たたら
1269/11528
●蹈は本字 ?811516:[稲:禾-足])は俗字
蹙
シュク/* cu4
せまる <すぼめる>(しかめる)<つつしむさま>
<ける><いたむ>≪すく≫
1269/11534
軫
シン/* zhen3
<車の箱を載せる長方形に組んだ四本の木>~よこぎ <車><うごく><車が多くさかんなさま><もとる><いたむ><みち><ことじ><星座の名>
1279/11639
酸
サン/* suan1
す すい <つらい><いたむ><しぶる>
1331/12143
◆酸っぱい物を口にした気持ちか?
閔
①②ビン/ミン ①min3 ②min2
<みまう、とむらう>(いたむ)あわれむ うれえる <病む、なやむ><努力する><秋の空>
1377/12708
<解字(字統・蜻蛉)>
門の間に人(文)が閉じ込められ、死刑になる。
その時の心情。
隠 隱
①②イン/オン ①yin3 ②yin4
かくす かくれる <ひそか><おくぶかい>
<かくれたところ><いたむ><おもおもしい>
<よる、よりかかる>
1396/12872・12873
●隠:新字体・隱:旧字体は本字 乚は古字 ×亅が古字とするが確認必要~漢字表示間違い
乚
①②イン/オン ①yin3 ②yin4
【かくす かくれる <ひそか><おくぶかい>
<かくれたところ><いたむ><おもおもしい>
<よる、よりかかる>】
0041/00088
●隠:新字体・隱:旧字体は本字 乚は古字 ×亅が古字とするが確認必要~漢字表示間違い
雕
チョウ/* diao1
わし~<鳥の名> きざむ <ほる><ちりばめる><しぼむ><なえる><いたむ>
1402/12925
≪その他≫
惏
①ラン/* ②リン/* ①lan2 ②lin2
むさぼる <そこなう><さむいさま><悲しみいたむさま>
0495/03701
≪辞書で調べてみます≫
<悼む>
〔「いたむ(痛・傷)」と同源〕人の死を悲しみ嘆く。
「親友の死を悼む」
<痛む・傷む>
(1)肉体のある部分に痛さを感ずる。《痛》
「傷口がずきずき―・む」「寒くなると腰が―・む」
(2)(「胸が痛む」「心が痛む」などの形で)精神的に苦痛を感ずる。
「当時のことを思い出すと、今でも胸が―・む」「心が―・む」
(3)(「懐が痛む」などの形で)出費が負担になる。
「部下との付き合いで懐が―・む」「腹が―・む」
(4)壊れたり、すり切れたりする。損なわれる。《傷》
「ワイシャツの袖口が―・んできた」「この家は屋根も床も―・んでいる」
(5)食料品が傷ついたり、腐り始めたりする。《傷》
「―・んだ魚」「―・んだミカン」
(6)苦痛あるいは迷惑だと感ずる。
<その他>
撓む・炒む・煠む
≪「いたむ」と訓読みできる≫
悼
トウ/ドウ dao4
<おそれる> いたむ
0495/03696
<解字(字統)>
心が動くほどの深い悲しみ ⇒ 悼
「いたむ、かなしむ」の意味
<解字(漢語林)>
卓は、高くおどりあがるの意味。
心が悲しいの為に動揺すること。
▲よく判らない
怛
①タツ/タチ ②タン/* 慣用:ダツ da2
いたむ <おどろく><おごりたかぶる>
0488/03598
<解字(字統)>
女が男の約束を違えた事を嘆いて痛恨する意味としていたり、心を込めて思う程の意味であろう。
漢語林では、「感嘆」の「嘆:タン」の音と通じるとしている。「心をいためる」の意味。
恫
①トウ/* ②トウ/ドウ 慣用:ドウ
①tong1 ②dong4
いたむ <おそれる><うめく><熟語>
0491/03638
悽
①②セイ/サイ ①qi1 ②qi4
いたむ <すさまじい>
0494/03688
<解字(漢語林)>
妻は、凄に通じ天雲の為に天が暗くなるの意味。
心が曇ってくる・悲しみいたむの意味。
字統では、秦・漢時代以降に用いられたとされている。
悵
チョウ/* chang4
うらむ いたむ <なげく><がっかりする><ぼんやりするさま>
0495/03693
<解字(字統)>
“倀(くるう)”に通じ、狂い倒れるようにかなしむ・いたむの意味。
惻
ショク/シキ 慣用:ソク ce4
いたむ <いたみ悲しむ>あわれむ>
0497/03725
★惻隠の情(ソクインのジョウ)
愴
ショウ/ソウ chuang4
いたむ(かなしむ)(いたましい)
0498/03754
<解字(字統)>
心いたみ悲しむこと。
わが国のサ行の音に寂寥感を持つものが多い。
漢語林では、刅(ソウ、≒創)に通じ、心が傷つく・かなしむの意味。→「いたむ」
<キズを受ける>
傷
ショウ/* shang1
きず(きずつく)(やぶれる)(きずつける)(そこなう)いたむ いためる いたましい
0114/00549
<解字(常用字解)>
“傷”の右側は、上から覆い被る、呪儀を妨げる。
∴人の精気が衰え損なわれることをいう。
人の及ぼして、人の妨げられ、損なわれること。
「いたむ、心がいたむ、かなしむ」の意味
<病気>
疼 疼
トウ/ドウ teng2
いたむ うずく
0894/07551・07552
<解字(漢語林)>
“鼕”に通じ、鼓をトントンと打つの意味。音写語。
間をおいていたむ・うずくの意味。
▲判り難い
●疼:(07551:[疼])は本字 (07552:[疼])は俗字
痛
トウ/* 慣用:ツウ tong4
いたむ いためる (いたみ)<いたましい> いたい
0895/07575
<解字(常用字解)>
甬は、手桶の形。
筒型で空洞の物であるから、「滞りなく通じる」の意味。
疒は、牀(ゆか)の上に病気で寝ている人の形。
病気になって激しい痛みが全身を通り抜ける ⇒ 痛
<その他>
戚
①セキ/シャク ②ショク/ソク ①qi1 ②cu4
おの <まさかり> うれえる いたむ <したしむ><みうち><ひきがえる><せまる><すみやか>
0508/03862
≪なぜか「いたむ」≫
惇
①トン/* ②シュン/ジュン dun1
あつい ≪いたむ≫
0494/03683
<解字(字統)>
享の元のは、神に捧げる時に食べ物を盛る器。
神饌を盛って祀ると言う意味。
その時のつつしみ深い心持ちのこと。
≪意味合いが「いたむ」≫
俑
①ヨウ/ユウ ②トウ/* ①yong3 ②***
(ひとがた=人形)<いたむ>
0101/00387
●兵馬俑~皇帝をいたむことなのか?
倉
①ソウ/* ②ショウ/* ①cang1 ②chuang4
くら <にわか、あわてる><あおい><いたむ、かなしむ、うしなう>
0104/00429
◆刅・創に通じるからか?
咤
タ/* zha4 / cha4
しかる <舌打ちする><ほこる><かなしむ、いたむ>
0238/01434
吒は本字 咤・は俗字
吒
タ/* zha4 / cha4
(しかる)<舌打ちする><ほこる><かなしむ、いたむ>
0224/01304-0233/01386
●吒は本字 咤・は俗字
唏
①キ/ゲ ②イ/ケ xi1
(いたむ)<わらう>(なく)≪なげく≫
0239/01455
弔
チョウ/* diao4
とむらう (とぶらう)<いたむ><あわれむ><つる、つるす><よい>
0439/03230
◆死者を葬る“弔:とむらう”時の心持ち?
●吊は弔の俗字
惄
デキ/ニャク ni4
うれる(=飢) <うれえる><おもう><いたむ、なげく>
0476/03473
愍
ビン/ミン min3
<いたむ> あわれむ <うれえる>≪いたましい≫
0480/03492
<解字(漢語林)>
敃(ビン)は、紊(ビン、みだれる)に通じ、心が乱れて悲しむの意味。
▲また、“通じる”が出てきた
慇
イン/オン yin1
<いたむ><ねんごろ>
0480/03499
慼 慽 [忄戚]
セキ/シャク qi1
うれえる うれい <いたむ>
0481/03517-0499/03771
●慼・慽[忄戚]は同字
憖 憗
ギン/* yin4
なまじいに <しばらく><いたむ、うれえる><つつしむ><ねがう><欠ける><よろこぶ>
0482/03528・03529
<解字(字統)>
來は、農作物。犬は、豊穣を願って生け贄にされた犬。
この犬を農作物の豊穣を願い祈願する心情。
「可愛そう。いたむ」の意味。
●憖は本字 憗は俗字
怵
①チュツ/チュチ ②シュツ/シュチ 慣用:ジュツ
①chu1 ②xu1
おそれる <いたむ><いざなう>
0487/03594
惨 慘
サン/* 慣用:ザン can3
<そこなう><しいたげる>(いたむ)(いたましい)みじめ<わびしくものたりない> 惨:≪むごい≫
0493/03681・03682
<解字(常用字解)>
参・參を擬音的に使い、悲凉の意味を示す。
▲詳細不明
惆
チュウ/* chou2
うらむ <いたむ><かなしむ><なげく><がっかりする><気落ちする>
0495/03692
慄
リツ/リチ li4
おそれる おののく <いたむ>
0499/03760
●「おののく・おそれる・いたむ」は、よく似た感覚
慯
ショウ/* shang1
うれえる <心がいたむ>~いたむ <思う>
0499/03769
憯
サン/* can3
<いたむ><うれえる><いたましい><はやい>
0500/03791・03792
●憯(03791)は本字 憯(03792)は俗字
痌
トウ/* tong1
<いたむ><できものがつぶれる>
0895/07565
痠
サン/* suan1
<いたむ、うずく><石の名>
0895/07570
瘣
カイ/ガイ hui4
<いたむ><<こぶ><熟語:瘣木><山が高く盛り上がってけわしいさま>
0898/07624
挽 挽
バン/マン wan3
ひく <ひきもどす>人を高い地位に引き上げる><死者をいたむ>≪ひき≫
0536/04115-0542/04180
●挽は本字 挽は俗字
楚
ソ/ショ chu3
いばら <うばら><にんじんぼく><むち> しもと <むちうつ><いたむ><国名> すわえ <ずわえ~ずわい蟹>
0684/05479
◆鞭打つ時の心情か?
殷
①②イン/オン ③アン/エン
①yin1 ②yin3 ③yan1
さかん おおい <深い><正しい><いたむ>
<ねんごろ><古代の王朝の名><雷の音の形容>
<ふるわす><かくす><あかい>
0720/05904
衋
キョク/コク xi4
<いたむ><心を痛める><うれえる>
1168/10591
<解字(字統)>
2つの百は、いれずみの文様。聿は、針(辛)を手に持つ形。皿は、血液の受け皿。
婦人が亡くなった時などに呪禁として両乳にいれずみを施した。
上からは針が刺し、下には流れ出る血液の受け皿が置いてある。
そのいれずみを入れる時の「いたみ」のこと。
譙
①②ショウ/ジョウ ①qiao4 ②qiao2
<しかる> せめる <ものみやぐら、たかどの><いたむ、やぶれる>
1228/11142
譩
イ/* yi1
<いかる><いたむ><ああ><熟語>
1229/11155
讟
トク/ドク du2
<いたむ><そしる><憎む>
1232/11197
蹈
トウ/ドウ dao3
ふむ <うごく><いたむ> ∴蹈鞴(踏鞴):たたら
1269/11528
●蹈は本字 ?811516:[稲:禾-足])は俗字
蹙
シュク/* cu4
せまる <すぼめる>(しかめる)<つつしむさま>
<ける><いたむ>≪すく≫
1269/11534
軫
シン/* zhen3
<車の箱を載せる長方形に組んだ四本の木>~よこぎ <車><うごく><車が多くさかんなさま><もとる><いたむ><みち><ことじ><星座の名>
1279/11639
酸
サン/* suan1
す すい <つらい><いたむ><しぶる>
1331/12143
◆酸っぱい物を口にした気持ちか?
閔
①②ビン/ミン ①min3 ②min2
<みまう、とむらう>(いたむ)あわれむ うれえる <病む、なやむ><努力する><秋の空>
1377/12708
<解字(字統・蜻蛉)>
門の間に人(文)が閉じ込められ、死刑になる。
その時の心情。
隠 隱
①②イン/オン ①yin3 ②yin4
かくす かくれる <ひそか><おくぶかい>
<かくれたところ><いたむ><おもおもしい>
<よる、よりかかる>
1396/12872・12873
●隠:新字体・隱:旧字体は本字 乚は古字 ×亅が古字とするが確認必要~漢字表示間違い
乚
①②イン/オン ①yin3 ②yin4
【かくす かくれる <ひそか><おくぶかい>
<かくれたところ><いたむ><おもおもしい>
<よる、よりかかる>】
0041/00088
●隠:新字体・隱:旧字体は本字 乚は古字 ×亅が古字とするが確認必要~漢字表示間違い
雕
チョウ/* diao1
わし~<鳥の名> きざむ <ほる><ちりばめる><しぼむ><なえる><いたむ>
1402/12925
≪その他≫
惏
①ラン/* ②リン/* ①lan2 ②lin2
むさぼる <そこなう><さむいさま><悲しみいたむさま>
0495/03701