【あご】
頤 顎 頷 顋 腮 / 腭
≪辞書調べ≫
顎 腭 頤
(1)人や動物の口の上下にある器官。上顎(じようがく)骨と下顎(かがく)骨から成り、後者が側頭骨と関節をつくることによって、物をかむことができ、また言葉を発するのに役立つ。あぎ。あぎと。
(2)したあご。おとがい。
「―をなでる」「―がはずれる」
(3)ものいい。おしゃべり。
(4)食事や賄いなどのこと。
(5)食い扶持(ぶち)。
≪「あご」と訓読みできる漢字≫
頤
024 𦣝(イ)と頁との組み合わせ。
説文では、𦣝と頤の初文とする。
(𦣝は名詞、頤は動詞に用いるので、別の字である)
𦣝は、婦人の乳房の形であるから、本来この字が「あご」の意味を持つはずがない。
あごは食事の時に働くものであるから = 頷
はげしく動くものであるから = 顎
強く噛みしめるものであるから = 顄(カン)
“頤”を「あご」に用いるとすれば、それは乳飲み子について用いる文字である。
顎
116 音符は、咢。
頬骨の張った厳めしい顔のこと。
日本では、「あご」の訓にあてている。
▲説明不足
<蜻蛉解釈>
「愕然」など「おどろく」意味の時、“咢(ガク)が使われています。
驚いて動かす「あご」の部分か?
頷
142 音符は、含。
食べることに飢えていること。
中国の文献には、南楚の方言で「あご」とする、
下顎(したあご)の意味。
以下は「えら」と読ます
顋
腮
えら:鰓
頤 顎 頷 顋 腮 / 腭
≪辞書調べ≫
顎 腭 頤
(1)人や動物の口の上下にある器官。上顎(じようがく)骨と下顎(かがく)骨から成り、後者が側頭骨と関節をつくることによって、物をかむことができ、また言葉を発するのに役立つ。あぎ。あぎと。
(2)したあご。おとがい。
「―をなでる」「―がはずれる」
(3)ものいい。おしゃべり。
(4)食事や賄いなどのこと。
(5)食い扶持(ぶち)。
≪「あご」と訓読みできる漢字≫
頤
024 𦣝(イ)と頁との組み合わせ。
説文では、𦣝と頤の初文とする。
(𦣝は名詞、頤は動詞に用いるので、別の字である)
𦣝は、婦人の乳房の形であるから、本来この字が「あご」の意味を持つはずがない。
あごは食事の時に働くものであるから = 頷
はげしく動くものであるから = 顎
強く噛みしめるものであるから = 顄(カン)
“頤”を「あご」に用いるとすれば、それは乳飲み子について用いる文字である。
顎
116 音符は、咢。
頬骨の張った厳めしい顔のこと。
日本では、「あご」の訓にあてている。
▲説明不足
<蜻蛉解釈>
「愕然」など「おどろく」意味の時、“咢(ガク)が使われています。
驚いて動かす「あご」の部分か?
頷
142 音符は、含。
食べることに飢えていること。
中国の文献には、南楚の方言で「あご」とする、
下顎(したあご)の意味。
以下は「えら」と読ます
顋
腮
えら:鰓