【したたる】
<辞書調べ>
〔近世初め頃まで「しただる」〕
(1)液体がしずくとなって落ちる。垂れる。「岩の割れ目から―・る水」「汗が―・り落ちる」
(2)みずみずしさなどがあふれるばかりである。 「緑―・る若葉の候」〔「滴(した)つ」に対する自動詞〕
≪「したたる」と訓読できる漢字≫
滴
646 啇+水(氵)
水滴のこと。元は、犠牲語であるらしい。
六朝期に血を持って血をもって血縁を識別する“滴血”の法があり、屍になった骨にたらした血が沁み込めば血縁関係があると信じられていた。
<常用字解>
花の蒂の所が実を結んで丸くなったモノを、
手で摘み取ること ⇒ 摘
実を結んだモノのように、
丸くなって滴る水のしずく ⇒ 滴
「しずく、したたる、したたり」の意味
しずくが滴り落ちる様子 ⇒ 滴滴・滴瀝
瀝
939 歷(歴)+水(氵)
“歷”に「経過する」の意味がある。
酒を漉すことをいう。
瀝瀝(レキレキ)は、「水の流れ注ぐ音」のこと。
瀝青:松脂に油を加えてねったもの。腐朽止めて塗りこめられる
土瀝青:アスファルト
<辞書調べ>
〔近世初め頃まで「しただる」〕
(1)液体がしずくとなって落ちる。垂れる。「岩の割れ目から―・る水」「汗が―・り落ちる」
(2)みずみずしさなどがあふれるばかりである。 「緑―・る若葉の候」〔「滴(した)つ」に対する自動詞〕
≪「したたる」と訓読できる漢字≫
滴
646 啇+水(氵)
水滴のこと。元は、犠牲語であるらしい。
六朝期に血を持って血をもって血縁を識別する“滴血”の法があり、屍になった骨にたらした血が沁み込めば血縁関係があると信じられていた。
<常用字解>
花の蒂の所が実を結んで丸くなったモノを、
手で摘み取ること ⇒ 摘
実を結んだモノのように、
丸くなって滴る水のしずく ⇒ 滴
「しずく、したたる、したたり」の意味
しずくが滴り落ちる様子 ⇒ 滴滴・滴瀝
瀝
939 歷(歴)+水(氵)
“歷”に「経過する」の意味がある。
酒を漉すことをいう。
瀝瀝(レキレキ)は、「水の流れ注ぐ音」のこと。
瀝青:松脂に油を加えてねったもの。腐朽止めて塗りこめられる
土瀝青:アスファルト