「刀」「剣」などの武具の中に「やり」が有ります。 「弓矢」、「矢」、女性が主に扱っている「長刀(薙刀)」なども戦の道具です。 どれもこれも「--道」という精神鍛練の場に用いられていますが、「やり」だけは、これには、当てはまらないようです。 そんな可愛そうな存在の「やり」を取り上げます。 . . . 本文を読む
「放浪の旅」「彷徨」「徘徊」など、「ぶらつく・歩きまわる」の意味の言葉が有ります。まさに「さまよう」ことです。 何がそうするのか?・何処へゆくのか?、のそ方法などで使う漢字を替えるべきです。その手助けになればと思い、今回は「さまよう」を取り上げます。 「まよう」という言葉を含んでいるのですから、直線的に行くのではなさそうです! この「無責任漢字樂院」ブログ旅のようなものですネ。
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中学校の旧友に「久津輪君」という人物が居ます。 戦国時代の遠い遠い祖先は、馬を扱う役職(別当・博労)をなさっていたのでしょうか!? その時代では、移動手段は、歩くか馬を用いるかしかなく、大変大事に扱われていて、容易く操れるように「くつわ・あぶみ・おもがい・しりがい・たづな・はみ(馬銜)・」などが作られました。 今回は、その中で「くつわ」を取り上げます。 馬具もたくさんあります。近いうちにそれらも取り上げねばなりませんネ!
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「食事をすすめる」「この作品を人にすすめる」「候補者としてすすめる」「その一手は、勝利への道をすすめる」など、同じ「すすめる」でも用いる漢字が違います。 ほとんどの人が持つようになった“携帯電話”でメールする時、に迷うことはありませんか?適当に使っていませんか? 知識のある特に年上の方への時には「要注意」です。笑われてしまいます。 そうならならい為にも、ご存知の方は確認の為にも、共に学んで行きましょう。 . . . 本文を読む
「友人とのきずな」「民族のきずな」などと「きずな」を使いますが、人ばかりではありません。 中には「動物」をつなぎ止めておく為のものもあります。 また、当然ですが、“糸”の漢字が含まれていて「つな・ロープ」のようなものだと考えられます。“革”で作られたものも有り、素材のよって異なります。 現代風情では、夫婦のキズナは、直ぐに切れても、親子・兄弟のキズナは、永遠に切れません。 でも、簡単に親を殺す子、子を殺す親、尊属殺人罪を復活して断罪に処すべきだと蜻蛉は考えます。 こんなことで、今回は「きずな」を取り上げます。 辞書に載る“2つ”は書きたいものです。 訓読できる“8つ”全て書ければ、漢字博士と言わせて戴きましょう!それは、素晴らしい。 好かったら立ち寄って下さい。
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戦後高度成長期、保守合同により55年体勢が固まった政治の世界では「権力をむさぼる」人物が居たように聞いています。 それの余波が長い間続いてきましたが、8/30の選挙でひっくり返ったように見えます。 「利権の無い政治」を実現してほしい為、交替させたのですが、替わったものも長い居座ると前のような事を繰り返すかも知れません。 充分監視が必要です。 「むさぼる」とは、その人物に聞く方が速いかもしれませんが、漢字の分野から明らかにしてゆきたいと思います。 今回は「くさぼる」を取り上げます。
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「とびに油揚げをさらわれる。」「 とびが鷹を生む。」など、少し悪役な鳥「とび」ですが、新築家屋を建てる時、天辺に上がって屋根仕事をする職人を「とび」と言いますね。また、9月 中旬、関西・泉南・岸和田で行われる〝だんじり”の屋根の上に飛び乗って舞い踊る“大工方”を「とび」とも言うそうです。 古事記やら日本書紀やらで、素戔嗚尊・須佐之男命(スサノウノミコト)が、大和に戻る途中に謀略に合い、命を落とし、「とび」になった言うことも、映画で見聞きしたことがあります。 大阪府の都市名の「羽曳野」は、その「とび」が羽を広げ地面に曳きながら、舞い降りた土地ともされるようです。 天にまで届かんほど大空に舞い上がる鳥を神格化しするのも頷けます。 今回は、「とび」「とんび」を取り上げます。 その昔、抜群の力を発揮した軍人・軍属に授けられた勲章を「金鵄勲章」といいますね。ここにも「とび」が含まれています。 訓読みで4つ書ければ、大したものです。 書けない人は、このブログで学んで下さい。 . . . 本文を読む
最近ニュースを聞いていると、自らまねいた事がバレて警察当局に捕まる者が多いようです。 2年半前、千葉県で語学指導をしてくれていた女教師を殺害し、顔を整形してまで逃亡していた男が、まわり回って関西・大阪で捕まりました。 全くもって「おろか」な行為です。 「天網恢恢、疎にして漏らさず」諺は、能言ったものです。 今回は、「おろか」を取り上げます。 病気なのか?心の持ちようなのか? “愚”“痴”を書ければ、標準的、5つ書けば大したもの、9つ全て書ける方は、学者です。 それに向かって、頑張りましょう! . . . 本文を読む
最近、四代目・南極観測船「しらせ」が、出航して行きました。 また、海難事故でフェリーボートが横転してしまいました。 大きな船でしたが、横波で座礁してあっけなく沈没してしまいました。 乗り物としての「ふね」が一般的ですが、「般」や「盤」、はたまた篆書体に見る「前」の漢字にも、「舟」が見えてきます。 その本質は、何でしょうか? 今回は、「ふね」「ぶね」を取り上げます。 容量の関係上、2部に分けてお届けします。
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人間の感情に「喜怒哀楽」がありましが、蜻蛉は最も激しいのが「怒:いかる・いかり」だと思っています。有史以前から世界各国「殺し・殺戮」が繰り返されています。 近いところでは、70年ほど前の太平洋戦争(第二次世界大戦)で、日本が近隣の国に対して行った事・終戦直前、米国がわが国に対して、原子爆弾を用いて大量殺戮をやってしまった事、この他数え上げれば枚挙の暇が無いくらい有ります。 亡くなられた方の「いかり」は、いかばかりか? 残された人々・生まれて来た人々の記憶として、「いかい」は永遠に拭えないでしょう! 平和に見える今だからこそ、「いかる」意味を確認しておきたいと思いまる。 今回は、「いかる」を取り上げます。 . . . 本文を読む
「いつき」と言えば、「五木の子守り歌」「五木ひろし」「五木のセレット」(学習塾の宣伝文句か?)などが、直ぐに浮かんで来ますが、一文字で書くと「斎・齋」が代表格です。 仏事・法事などのときに出す食事を「御斎:おとき」といい、昼を過ぎてからは食事をしないのが、決まりのようです。(現在は、どうでしょうか?) 京都市内の西大路・阪急電鉄の駅名にもある「西院」も、検証が必要ですが、「斎院(さいいん)」から来ているようだと睨んでいます。 「斎宮」と言う言葉も有り、身体を清め心を清めて神に仕える「つつしみぶかい」行為・人物の事をさすようです。 さて、その「いつき」の読みをする漢字が、いくつ有るのでしょうか? 興味津々! よかったら、お付き合い下さいね!? . . . 本文を読む
「冷たい」「冴える」など“こおり・こおる”に関係する漢字に用いられる“冫:にすい”ですが、そればかりではありません。 「次」「况」「准」は、ちょっと違うような気がしてきましたので、ここで区別してみたいと思います。 . . . 本文を読む
「第5回 漢字樂院 レギュラー学習会」を開催します。 性懲りもせずまたまたやります。 詳しくは“本文”をクリックして下さいね! これが書きたくて病院から抜け出して来ました。 よろしくお願いいたします。
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