福島の誇れるものとは?

写真付きで食べ歩き日記や趣味を書くぐうたらブログ

新型コロナウィルスとノーベル賞。

2020年02月18日 20時22分01秒 | 日記

2014年、エボラ出血熱ウィルスに感染したフランス人女性看護師が日本の特効薬を投与したおかげで無事回復したことを覚えているでしょうか?当時快復した女性の笑顔をTV映像でさかんに流していましたね。彼女は相当重症でしたが無事に生還したことから、この薬が一躍有名になりました。

次にウガンダ人、スペイン人看護助手にも投与されて、ウィルスが完全に消滅したことで世界中に日本の特効薬「アビガン錠」の名前が轟いたのです。現在アフリカでエボラが発生したら、すべての患者にこのアビガンが投与されています。

この薬は富山大学の白木公康医学部教授と富士フィルム富山化学が共同開発したもので、T-705あるいはアビガン錠の名前で呼ばれています。しかし、日本では妊娠中の胎児に対する安全性が確立されていないとして、緊急の場合のみ厚労省の依頼で製造可能という条件がついています。

ところで富士フィルムは中国製薬企業「浙江省海正薬業」に2016年、アビガンの関連特許を用い、抗インフルエンザウィルス薬の開発・製造・販売を中国で行う権利を許諾しました。そしてこのアビガンに含まれる「ファビピラブル」という成分が新型コロナウィルスに対して副作用も少なく効果が高いことがわかったのです。2月16日から中国政府主導で増産に踏み切ったのです。中国国内にはウイルス患者が多いので治験の統計から効能を確認できたのでしょう。まるで人体実験ですが、共産国中国ならではの効能確認でした。

米国でもこのアビガンを投与して新型コロナウィルス患者が快復していることを医学雑誌に最近発表しています。このような治験効果が高いことを確認しているリポートが増えていますので、日本政府も富山化学にこの薬の増産を依頼すべき時期にきています(18日現在、増産を指示しているのかもしれません)。

エボラ出血熱、新型コロナウィルスの特効薬を開発した富山大学の白木教授は将来、ノーベル化学賞候補になると予想できますね。COVID19など恐れるに足らずです。そうそうマダニにも有効な薬であることを忘れていました。まるでウィルスに対する万能薬ですね、開発当初は対インフルエンザの新薬販売だったそうですからひょうたんから駒の商品だったのでしょうね。

ノーベル化学賞候補の誕生ですか!

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿