福島の誇れるものとは?

写真付きで食べ歩き日記や趣味を書くぐうたらブログ

山形県米沢市

2011年07月03日 12時40分20秒 | 旅行
新聞報道で福島市民の内部被曝を読んだり、マスク姿の福島市民を見ていると本当に福島に住んでいて大丈夫なのか?と疑問に思ってしまいます。中部大学の武田教授によれば1週間に1回でも放射線量の低い地域で過ごすことにより、人間の免疫機能が働き元の細胞に戻れるそうです。

そこで土日と放射線量の低い米沢市(0.05マイクロシーベルト)で過ごそうとホテルを予約しました。なんとどのホテルもほぼ満室状態でした。フロントに聞きましたら、やはり福島県から来るお客が増加したとのことでした。朝食の際、幼い子供たちを連れた家族が多かったのが目立ちました。米沢市は福島市から40kmほど離れているだけですから自動車で1時間の距離です。日帰りコースですが、1泊することに価値があるのです。米沢市内を歩きましたが、誰一人マスクなどしていませんでした。洗濯物も外で干していました。この日常生活を福島市民は失って何ヶ月経つのでしょうか?洗濯物が外で干せないのは放射能塵が飛来してくるからです。

ところでNHKドラマ「天地人」が放送されていた時は上杉神社にたくさんの観光客がバスを連ねてやってきたそうです。しかしブームが過ぎた今は福島市民が主役になっているようです。福島ナンバーの車が駐車場で目だっていました。

これから我々福島市民は他県へ出掛ける際は靴底の泥や塵を落とし、車も洗車して訪れなければいけません。放射能塵を他県へ持ち込むことだけは避けねばなりません。そのうち放射線量が高くなったのは福島市民が持ち込んだ泥が原因だなどと報道されたくはありませんから。実際その可能性がないとは言い切れません。


さて米沢牛ステーキを食べるため夜の8時に米沢駅西口まで歩いていきましたが、人の往来が少なく暗闇で行き交う人の顔がわかりません。電灯を節約しているのでしょうか。上杉鷹山公の教えを守り、質素倹約に勤めている県民性の本領を発揮されているのかもしれませんが防犯上問題ありの暗さです。駅前のまるぶんという米沢牛郷土料理の店に入り、米沢牛ステーキそばセットを戴きました。それなりに美味しかったのですが、初めて飲んだ「越の華」という純米大吟醸酒が絶品でした。新潟の酒もあなどれません。俳優の妻夫木さんがロケ地で飲んで絶賛したそうです。福島市内の小さな酒屋「きしなみ酒店」さんで販売しているようなので今晩でも買いに行きましょう。

福島の公園に子供たちの姿はありません。

上杉神社の案内です。

神社までの道は長いのですが、神社そのものは小さいです。

上杉鷹山公の彫像です

努力し過ぎて病気になっちゃおしまいですよ。ほどほどが肝心だと思います。過ぎたるは及ばざるがごとしとのことわざもありますので、鷹山公の教えを忠実に守る必要はありません。

人出はまあまあでしたでしょうか。

子供たちが公園で遊んでいるのが印象に残りました。これが普通の生活です。福島ではーーー。

散策するのに丁度良い気候でした。

昼のJR米沢駅です。小さな駅でした。

福島の実家のざくろの木です。実に花をつけていました。今年もざくろ酒を飲めそうです。










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2 コメント

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Unknown (はまちゃん)
2011-07-03 18:18:14
米沢牛は美味しい・本当に美味しいです。
それにしても日本酒の話が出ると、どれもこれも美味しい・絶品・・・?????
奥様に代わって何か言いたいです。
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はまちゃんへ (かんちゃん)
2011-07-03 19:07:19
日本酒を冷やしていただくと、手間隙かけて酒つくりにいそしむ杜氏の苦労がわかるのです。酒造メーカーの酒つくりにかける意気込みも杜氏のブログを読むと面白いものです。こんな人が造ってるのかとわかると愛着が湧くものですよ。今回土曜日に飲んだので、日月はアルコール抜きです。週2日を休肝日とする約束は堅持しています。
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