2020年5月18日早朝、隣のAさん家で騒ぎ声が聞こえてきたので窓から覗くと、白い防護服とフルフェイスマスクをした異様な人たちに追い立てられるようにAさん一家全員が護送車に強引に乗せられたのを確認しました。
私「なんか泣き叫んでいたね。行きたくないとAさんが騒いでいたね。」
妻「一家全員がウィルス陽性とわかったので、隔離用体育館に収容され行先が決まるのでしょう。陽性の中でも発症した人と潜在キャリアーによって収容施設が異なるので嫌がるのは当然ですよ。末期患者と判断されたら薬も投与されないでほったらかしだからね。」
私「ところで俺たちはウィルス検査を先日受けたけど結果報告がまだだね。」
妻「まだウィルスに罹患しているかどうかわからないから、二人ともグレイのワッペンを胸につけて過ごしているんですよ。グレイワッペン貼り付け者はレストランにも行けず、スーパーに行く日も指定されている行動制限者ですよ。」
私「そうだったな。陽性でも発症していない人はブラックワッペンを着けられて家に閉じ込められているんだっけ。コープやスーパーからの食料が無人の玄関前まで配達されていたね。外に出られないより我々はまだましか。」
妻「二軒隣のBさんは集会、懇親会には参加しないようにという通達を無視して送別会に参加したのが露見して3日前に逮捕されましたよ。あなたもお酒がいくら好きでも3人以上の集まりや飲み会には絶対参加しないでよ!」
私「なんか胸に強制的にワッペンを付けさせられると昔のユダヤ人虐待を思い出す。現代の日本でこんな事が起きるなんて夢にも思ってなかった」 (完)
未来が暗い、ありえない近未来空想小説です。でも現実に全国民は集会には参加しないように!不要な外出をさけなさいという政府からの通達が出るようでは!
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