金沢発 あれやこれや

-ヒントをくれる存在に感謝しつつ物語をすすめます-

アメリカ大統領選挙96

2021-10-06 23:03:35 | 大統領選挙
≪中国の電力不足≫
この件、一流を自負するメディアも切れ味のにぶい記事が目立ちます。
この時期、中国の取材力が落ちているのか、知ってるのに言えないのか。
お客さんにかなり中国企業があるので、今週調べてみました。

9/16のロイターで、次の記事がありました。
中国のエネルギー消費抑制、目標未達地域を厳しく処分へ=発改委
ttps://jp.reuters.com/article/china-energy-idJPKBN2GC0YW
↑先頭にhを追加ください

中国の国家発展改革委員会(発改委)は16日、エネルギー消費抑制の目標を達成できない地域を厳しく処分する方針を示した。
国内30省・地域のうち20で今年上期のエネルギー消費目標を達成できなかったことを受けて、エネルギー消費量の多いプロジェクトの取り締まりが強化されている。
発改委は、消費するエネルギーの絶対量の抑制と、国内総生産(GDP)1単位当たりのエネルギー消費量の削減目標達成について、地方の当局者に説明責任を果たさせると表明。

→これは厳しいですね。トップ直々の通達であれば、自分の首がかかってますから、今起きてるクレージーな状況にうなづけます。事前予告なしに日に何度も停電するため、工場の操業が困難な地域があるそうです。交通信号が消えたり、携帯電波が落ちたりしてます。

主要メディアは、石炭不足なので電力制限がおきていると伝えてるのが多いですが、私は複合要因と推察しています。
①石炭火力発電が多い地域の首長は、削減目標達成のために、電気を制限し、工場に操業停止を命じる。
②石炭そのものの価格が高騰してるが、電気料金は政府設定で変えられない。電力会社は発電所の操業度を低くしたい

ここで疑問があります。
少し前に、石炭輸入の大半を占めるオーストラリアと険悪になり、輸入やめたことがあっても、中国はコロナ騒ぎがすぐ終息して、世界で唯一、産業が全回復した国なので、今になって急に石炭が足りなくなるとは思えません。
カーボンフリーの国家目標達成にむけてポジティブな競争を展開したいのだが、現状の発電形態では、電気を止めるしか達成できないので、国民や進出企業には大変申し訳ないが、ネガティブ競争をしてる と推理しました。
これはあまりにおかしいので、国家主席あたりから巨大なかみなりが全国に落ちそうだ。

→さきほど、ツイッターのなるみチャンネルに、中国がひそかにオーストラリアから石炭買ったとでました。



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