goo blog サービス終了のお知らせ 

『小沢革命政権で日本を救え』〔3〕官僚トップが畏怖する郷原信郎・村木厚子・木村盛世

2010-07-06 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

『小沢革命政権で日本を救え』副島隆彦×佐藤優 日本文芸社
p95~
官僚と闘う3人---法務省の元検事、厚生労働省の局長と技官の勇気
 今、官僚トップが畏怖している局長と技官たち

佐藤 今、法務省がもっとも対応に困っているのは、元特捜検事の郷原信郎名城大学教授が総務省の顧問に入っていることです。検察は郷原氏を八つ裂きにしたいと思っているでしょう。検察内部からはみ出していって、痛い批判をする人物は敵より悪い裏切り者扱いです。
副島 佐藤さんもそうですよ(笑)。郷原信郎・元検事は法務省の裏の秘密を全部知っていますから。すべて吐露して書かれたら、堪ったものではない。組織にとって裏切り者くらい怖いものはなく、組織は凍りつくはずです。佐藤優さんの頑張りに外務省は凍りついたはずです(笑)。
佐藤 いえいえ、そんな筈はありません。私など下っ端で、そもそも気が弱いですから。今、法務省にとって一番怖い存在は郷原信郎さん。そして、厚生労働省にとってもっとも怖い存在は元厚生労働省雇用均等・児童家庭局長の村木厚子さんだと思います。彼女は第三種郵便物の不正斡旋容疑のため、2009年6月に虚偽公文書作成、行使容疑で逮捕されてしまいました。
副島 彼女は無罪になる公算が大きくなりました。2010年5月26日の公判では、村木さんが事件に関与したという元部下の供述調書が、取り調べ官の誘導があったとして証拠採用されなかったのです。村木厚子さんの事件は石井一・民主党選挙対策委員長を狙ったものです。石井議員を捕まえるために彼女を逮捕したのです。村木さんはとても真面目な女性官僚です。
佐藤 この村木厚子さんのすごいところは、拘置所で素っ裸にされて、全身を検査されても転ばなかったところです。
 拘置所の入所検査では、必ず何か隠していないか下半身の検査を受けます。この屈辱を経て大抵は挫折するのですが、ここで持ちこたえた人は絶対に落ちません。しかも、村木さんのご主人である厚生労働省の村木太郎・大臣官房総括審議官が、KSD事件で賄賂を受け取ったとされ実刑判決を受けた村上正邦衆議院議員の秘書官だったのです。
 さらに厚生労働省のほうで怖がっている存在は、医師であり厚生労働医系技官を務めている村木盛世さんです。この人の専門知識は大変優れています。彼女は「参議院予算委員会集中審議」で、新型インフルエンザ対策への内部批判を行いました。その歯に衣着せぬ発言により、女性官僚としてメディアを賑わわせました。
副島 私も彼女が出演している討議をテレビで見ていて感心しました。大変素晴らしい有能な女性だと思います。木村盛世さんは、自分も厚労省の医官なのに、「厚生労働官僚は全員無能ですから、辞任させるべきです」と勇気ある発言をしていました。舛添要一厚生労働大臣(当時)も彼女に、「もっと言いなさい」と応援していました。
 豚インフルエンザ騒動は「官製パニック」だった
佐藤 木村盛世・厚生労働医系技官(当時)は「バイオ・テロ」の専門家なので、新型インフルエンザについてこのように言っています。
「インフルエンザは毎年、新型が発生するものである。だから、それが人為的なものか自然発生的なものかという識別だけすればよい」。自然発生的なものは適宜に流行して廃れていくものだから、過剰反応するのはおかしいと言うのです。そして、「人為的に人口で作られているとしたら大変だ」とも指摘しています。
 木村盛世さんと、私は直接話しました。彼女は、「佐藤さん。気をつけないといけないのは、天然痘です。天然痘でバイオ・テロを実行されたらアウトです」と忠告してくれました。彼女はその辺を本当に深く理解しています。
 そして、今度の豚インフルエンザ騒動は「官製パニック」だとも言っています。木村さんは『厚労省と新型インフルエンザ』(講談社現代新書)という本を昨年(2009年)出しましたが、これはとてもよい本です。

類い稀なるポピュリズム「検察審査会」=実にくだらないもの2010-05-07
 〔検察審査会の「起訴相当」議決について...とんでもない議決、あぜんとした〕郷原信郎(名城大学コンプライアンス研究センター長)
“検察の正義”に委ねていいのか? 検察を支配する「悪魔」2010-03-11 
共同通信社で司法記者を担当した魚住昭氏と東京地検などで検事を務めた郷原信郎氏が語る、小沢捜査の裏側
郵便不正公判 厚労省元局長村木厚子被告に懲役1年6月求刑2010-06-22 
厚労省元局長村木厚子被告第20回公判 供述調書の大半、証拠採用せず
被疑者ノート「冤罪 こうして作られる」郵便不正事件 厚労省元局長村木厚子被告の公判で元係長上村勉被告


コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。