新潟女児殺害事件 小林遼被告に死刑求刑 検察「凄惨の極み」 新潟地裁 2019/11/22

2019-11-28 | 死刑/重刑/生命犯

新潟市西区女児殺害事件 小林被告「私が語った事が真実」【新潟】
  NST新潟総合テレビ カテゴリ:地域 2019年11月19日 火曜 午後7:05 
 去年5月、新潟市西区で当時小学2年の女子児童が殺害された事件で、殺人などの罪に問われている小林遼被告は19日の裁判で「私が語った事が真実です」と主張しました。 
検察側:「死んでしまうかもしれないとは思わなかった?」
小林被告:「死ぬことは無いだろうと考えていました」
 首を絞めたことに対する検察側の質問に語気を強めて答えたのは、殺人などの罪に問われている小林遼被告(25)です。
 小林被告は去年5月、新潟市西区で当時小学2年の女子児童にわいせつ行為をして殺害し、遺体を列車にひかせるなど7つの罪に問われています。
 小林被告:「私の身勝手な行動でご遺族の方々に癒えない傷、不自由な生活をさせてしまい本当に申し訳ございませんでした。」
 18日の被告人質問で遺族に謝罪の言葉を述べた小林被告。
 殺意の有無と、強制わいせつ致死罪の成否が主な争点となるなか、19日の裁判で女子児童の遺族の代理人が小林被告を次のように問いただすと。
遺族の代理人弁護士:「わいせつ行為について本当のことを話していないのではないんですか」
小林被告:「いえ私が今語ったことが真実です」
 小林被告はこのように話し、改めて生前のわいせつ行為を否定。
 また首を絞めた時間については「1分が目安なのかなと思っています」と答え、殺意も否定しました。
 そして19日の裁判の最後、女子児童の母親が意見陳述し、被告の極刑を求めました。
女子児童の母親:「あまりにも残忍でつらくて仕方がありません。被告人にふさわしいのは死刑しかないと思います」
 裁判は次回22日に論告求刑が行われ、12月4日に判決が言い渡されます。

 ◎上記事は[FNN PRIME]からの転載・引用です


新潟女児殺害 小林被告に死刑求刑 検察「凄惨の極み」
 新潟市西区で昨年5月に下校中の小2女児=当時(7)=が殺害された事件で、殺人や強制わいせつ致死など七つの罪に問われた同区小針上山、元会社員小林遼(はるか)被告(25)の裁判員裁判の論告求刑公判が22日、新潟地裁(山崎威裁判長)であり、検察側は「犯行は凄惨(せいさん)の極みだ」と死刑を求刑した。裁判員制度が2009年に始まって以降、新潟地裁では初の死刑求刑。弁護側は傷害致死罪にとどまると反論し、懲役10年以下が妥当と主張した。判決は12月4日。
 論告で検察側は、被告が昨年5月7日、わいせつ目的で下校中の小学生女児を軽乗用車で物色し、同区のJR越後線脇で被害女児に車をぶつけて連れ去ったとあらためて主張。2度にわたって首を絞めて殺害し、死因を偽装するため、線路上に遺体を置いてひかせたなどとした。
 また、泣き叫ぶ女児の首を5分以上絞め、殺害の前後にわいせつ行為に及んだとし、被告を「被害者を物としか見ていない」と非難。捜査段階の供述を公判で次々と覆す姿に反省はみられないとし、「更生の可能性はない」と言い切った。被害者が1人で、被告が若年であることは死刑回避の理由にならず、同種犯罪への抑止効果も加味し、極刑を科すべきだとした。
 女児の父親も意見陳述し、「娘は何度も殺された。被告が自らの命で償うほかない」と検察同様に死刑を求めた。
 一方、弁護側は被告が女児の首を絞めたのは気絶させることが目的だったとし、殺意を否認。起訴された七つの罪のうち、殺人罪や強制わいせつ致死罪など三つは成立しないと反論した。被告には判断や記憶の能力が落ちる障害が複数あるとし、「必要なのは刑罰ではなく治療だ」と更生の可能性を強調した。
 公判の最後、被告は遺族に頭を下げ「私にどのくらいの時間が残されているか分からないが、可能な限り人として正しい心を手に入れて罪を償っていこうと思う」と述べた。
 地裁によると新潟地裁では、新潟市で一家5人が殺傷された事件の被告に1988年に極刑が言い渡されて以来、死刑判決はない。
 2019/11/22 22:00

   小林遼被告 

   ◎上記事は[新潟日報モア]からの転載・引用です
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* 【法廷から】被害者1人の犯行に死刑判決は 「新潟女児殺害」結審2019.11.28 小林遼被告 


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