〈来栖の独白 2020.4.6 Mon〉
今日は少し風が冷たかったような…。いつものように午後は公園。明日、コロナ新型インフル感染に関して安倍総理の「緊急事態宣言」があるらしい。案じていたが、当地は該当しないようだ。よかった。
「案じていた」のは、外出等の制限というよりも、それによって公園が閉門となるのでは、と。台風襲来の際などには閉門になっているから。私は公園へ車で行くので、閉門となると、駐車できない。それで案じていた。
今日も琵琶ちゃんに会えた。
昨年の今頃(3月31日から4月10日まで)、琵琶に会えなかった。何があったのかわからずしまいだが、毎日会う場所に琵琶がいない、そんな日が11日間続いた。4月11日にやっと会えた。会えなかった11日間、よほどのことが琵琶の身に起きたとしか、思えない。3割がた痩せていた。
それ以降、私は琵琶に堅固な意志のようなものを感じている。「おばちゃんに会うんだ」という意志。雨の日も、琵琶は居る。椿の木の下で待っている。ただ先日の雨の日、椿の木の下に居ない。ひどい降り方だったので流石に出てこれなかったかと思い、琵琶ヶ池傍の道まで戻った。そして何気なく見下ろすと、居た!
白椿の木からちょっと離れたマテバシイの木の根元に琵琶が、居た! 慌てて引き返し、「琵琶ちゃん、ごめんね、気づかなくて。ごめん、ごめん」と話しかけ、濡れた体を拭きながら、ご飯を食べさせた。なんという一途。
琵琶の主たる居場所は何処なのか。午前中に行っても居ないし、また夕方あまりに遅くなっても居ない。公園のそばの人家の周辺にでもいるのだろうか。
今日も琵琶に会えたことに感謝と喜び。
公園の帰りにセブンイレブンへ寄り、『守教』(上下)を受け取り。大好きな帚木蓬生さんの本を、また読むことが出来る。
ここから見下ろす庭先の桜も、満開。風が吹くと花びらが散る。散るのは寂しいけれど、しかしその分、新芽が広がっているので、にぎやかだ。
昨日(4月5日)は「受難の主日」。イエスがエルサレムに入城され…、そして4月12日「復活の主日」となる。筆舌に尽くせぬ主のご苦難を思う。今年は典礼暦上、A年。
2019/04/11 15:46
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* 〈来栖の独白 2019.4.6〉琵琶ちゃん、ありがとう。【とわにやすらぎ】【世を去る友】
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