「池袋暴走」(母子がはねられて死亡) 飯塚幸三被告(旧通産省工業技術院.元院長 90歳)に禁錮7年求刑 2021/7/15

2021-07-16 | 社会

90歳被告に禁錮7年求刑 池袋暴走、9月2日判決 
 中日新聞 2021年7月16日
 東京・池袋で二〇一九年四月、暴走した車に母子がはねられて死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長飯塚幸三被告(90)の論告求刑公判が十五日、東京地裁であった。検察側は「尊い命が一瞬にして奪われた。被害結果は重大だ」として禁錮七年を求刑した。弁護側は無罪を主張し、結審。判決は九月二日の予定。 
 検察側は論告で、事故原因は「ブレーキと間違えてアクセルを踏み続けたこと」と指摘。被告が一〇年ごろから、五回の物損事故を起こしていたことを挙げ、「能力の衰えを感じていたのに、運転のもたらす危険の防止をなおざりにした」と批判した。 
 弁護側は最終弁論で、飯塚被告がアクセルを踏み間違えた証拠はないとして、「過失はなく無罪だ」と改めて主張した。 
 車いすに乗った飯塚被告は、弁護人に支えられて証言台に立つと、「被害者の方々の気持ちを思うと心苦しいが、私はアクセルとブレーキを踏み間違えていない」と説明。「もう少し早く運転をやめておけばよかった。本当に申し訳なく思っています」と謝罪した。 
 同罪の法定刑は、七年以下の懲役もしくは禁錮、または百万円以下の罰金。

 ◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です
............
〈来栖の独白〉
>七年以下の懲役もしくは禁錮、または百万円以下の罰金
 法定刑が上記のようでは、遺族は辛い。遺族にとって、被告は「上級国民」という壁もある。


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