同性パートナーの姓へ変更認める 名古屋家裁「婚姻に準じる関係」
名古屋家裁が3月、同性パートナーと暮らす愛知県の男性に対し、「婚姻に準じる関係」として、パートナーと同じ姓への変更を認める決定を出していたことが9日、分かった。代理人弁護士によると、同性カップルを夫婦と同様の関係として姓の変更を認めた判断は、異例という。
代理人によると、男性は鷹見彰一さん。昨年11月、同居する大野利政さん=いずれも仮名、30代=と同じ姓への変更を求める家事審判を申し立てた。鷹見さんは取材に「司法が真摯に向き合ってくれて、うれしかった」と語った。
家裁は2人が里子を育てていることなどを踏まえ「異性同士の夫婦と実質的に変わらない生活実態にある」と指摘した。
最終更新:共同通信
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