神戸事件手記、介入すべきでない 兵庫知事
2015年6月22日 20時8分 共同通信
神戸市の連続児童殺傷事件の加害男性による手記「絶歌」をめぐり、一部の書店が販売を自粛している問題で、兵庫県の井戸敏三知事は22日の定例記者会見で「行政機関が主体的にタッチする話ではない」と述べた。
出版の是非には触れず「大変世間を騒がせた事件で、被害者の遺族からのクレームは承知しているが、一般の良識ある読者が判断することだ」と指摘した。
県立図書館(明石市)が閲覧のみとし、貸し出しを制限していることについては「図書の利用サービスにあたっての慎重さを期したということで、やむを得ない措置だ」と話した。
手記をめぐっては、一部の書店が店頭から撤去している。
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〈来栖の独白〉
おっしゃっていることが、よくワカリマセン。図書の利用についても、貸し出しを制限しなくても「良識ある読者が判断する」のではないのかしら。「慎重さを期す」のと「禁書・焚書」とは、案外、そう離れてはいないかも。