証言ドキュメント「永田町・権力の漂流」
NHKスペシャル(総合テレビ)12月25日(日)午後9時15分~10時43分
出演:小沢一郎、鳩山由紀夫、菅直人
50兆円を超える過去最大の赤字国債発行が見込まれる平成24年度予算案の編成が大詰めを迎える2011年12月。熱狂の政権交代から2年あまり。あの時の高揚感はすっかり失われ、すでに3人目となった野田総理大臣はひたすら低姿勢での政権運営に務めている。2年前、政権交代を実現させた最大の原動力は「自民党政治からの脱却」を求めた世論だった。しかし、「脱官僚依存」と「政治主導」を掲げてスタートした新政権は迷走に迷走を重ねた。その根本にあったのは「小沢か、脱小沢か」という民主党内の根深い路線対立と、「利害調整」や「合意形成」ができない政治力の決定的な欠如だった。そして、大震災と原発事故という未曾有の国難に直面しながらも政治は混迷の度を深めていった。永田町の住民たちはこの2年間で何を経験し、何を学んだのか。政権運営に関わった与党幹部や、野党議員の証言を軸に、なぜ民主党の理想は挫折したのかを検証。その失敗の核心に迫り、新しい政治のあり方を展望する。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/111225.html
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〈来栖の独白〉
たいして期待できそうにないが・・・。
小沢氏が恒例の元旦新年会を中止 東日本大震災の被災地に配慮
産経ニュース2011.12.22 22:31
民主党の小沢一郎元代表は22日、毎年1月1日に東京都内の私邸で開いている新年会について、来年は取りやめることを決めた。同日、国会内で開いたグループ会合で伝えた。
小沢氏は会合で、東日本大震災の被災者に配慮する意向を示した上で、来年は解散・総選挙が行われる可能性を指摘。年末年始は選挙区で地元活動を行うことが最優先との見方を示した。
小沢氏自身は1月2日から、被災地である地元岩手県の沿岸部などを訪問する予定。
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小沢氏の新年会中止「来年は選挙。元日から地元活動を」
asahi.com 2011年12月23日13時46分
民主党の小沢一郎元代表は、小沢氏を支持する議員らと毎年元日に開催している新年会の中止を決めた。小沢氏は22日、支持議員らに「震災のこともあり、来年は選挙がある可能性も高い」と理由を説明。元日から地元活動をするように指示した。
新年会は東京都内の小沢氏の自宅で開催。支持議員以外の参加も多く、民主党幹事長だった2010年には菅直人前首相ら166人の議員が出席した。ただ、衆院選があった09年の元日も、議員の選挙準備を理由に中止した。
また小沢氏は同日、鳩山由紀夫元首相と都内で会談。「来年はもっと経済が厳しくなる。消費税どころの話ではない」と野田政権の消費増税路線を批判し、「党内や政権の中をしっかりとまとめていくことが大事」と述べた。鳩山氏も「何としてもやらなければならないのは議員定数の削減であり行革だ」と応じ、今後の連携を確認した。
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〈来栖の独白〉
明年は、《1月2日から被災地である地元岩手県の沿岸部などを訪問》、裁判期日も《1月10~11日、被告人質問》がある。大阪橋下市長と会談した日も午後、11回公判だった。裁判が、小沢氏の足を引っ張る。稀有の政治家にその力を発揮させなくしている。