【地球発熱】<第1部・備える>7 高床式住宅
2008年1月8日
(前段略)
「高床式住宅は昔からある洪水対策手段。利根川や木曽川の流域にはいくらでもある」と話すのは、高床式住宅の有効性を提唱している新潟大の大熊孝教授(65)。「床下浸水にとどめれば、復旧にかかる費用が床上浸水とは格段に違う」とメリットを強調する。
大熊教授の専門は河川工学。「自然災害は力で克服できない。どこで折り合いをつけるかだ」という持論から、既存の堤防が決壊しないよう強化しつつ、流域の住民と地域、行政がはんらんに備える必要があるとする。
自身も04年、新潟市内の水田地帯を開発した新興住宅地に木造の高床式住宅を建設。今年3月の退官後には研究室として活用する予定という。
大熊教授はこう言う。
「温暖化とは、(人間が)あらゆる方法で自然を搾取し、克服しようとした結果、起きているのではないか」「自然と共生しなくては21世紀を生きていけない。そのためには昔から続く技術が見直されるべきで、高床式住宅は、そういうものの一つだろう」(温暖化問題取材班)
今日は、3児死亡事故の判決がありましたね。「業務上過失致死傷と道交法違反を適用、懲役7年6月」との報道です。何か、ほっとしました(こんなこと言うと、どっかから叱られるかも)。
>判決・・・ 何か、ほっとしました
(厳罰化の)時代に逆行とも言われているようですが、熟慮の跡の窺われる良い判決を出されたように感じました。素人の私には、わかりませんけど。
「危険運転致死傷罪のハードルは高い」という遺族の言葉をメディアが集中的に報道していますね。メディアの動向は判決に大きく影響するものですから、そちらのほうが気になっています。