【中日】キャンプ開始 落合GMも来た
日刊スポーツ 2013年11月1日12時0分
今季4位に沈んだ中日は1日、ナゴヤ球場で秋季キャンプを開始した。選手兼任となる谷繁元信新監督は、選手やスタッフがつくった輪の真ん中に立ち「来年に向けて意味のある1カ月にしてもらいたい」とあいさつした。
元監督の落合ゼネラルマネジャーや森ヘッドコーチなど新しい首脳陣も顔をそろえた。達川バッテリーコーチや友利投手コーチらが順番に紹介されると選手は拍手で応じた。緊張感が漂った中、常勝チームの復活に向けて本格的に新体制が始動した。
ウオーミングアップを終えた選手はノックなどで汗を流し、谷繁監督もジョギングして体を動かした。
秋季キャンプは24日まで。観客席は無料で開放される。
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谷繁監督「意味ある1カ月に」 中日、秋季キャンプ始まる
2013年11月1日 10時51分
プロ野球中日ドラゴンズの秋季キャンプが1日午前、名古屋市中川区のナゴヤ球場で始まった。練習前には谷繁元信新監督が「来年につながるよう意味のある1カ月にしてもらいたい」とあいさつし、12年ぶりにBクラスに転落したチームの巻き返しを誓った。
初日は山本昌投手や和田一浩外野手ら主力を含めほぼ全選手が参加。新任の佐伯貴弘2軍監督や森繁和ヘッドら全22コーチも紹介された。
この後、選手たちは準備体操やキャッチボールなどで体を動かした。球場には落合博満ゼネラルマネジャーも姿を見せた。
キャンプは24日までで、5、11、15、22日は休み。期間中、スタンドは無料開放される。
(中日新聞)
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谷繁監督地獄キャンプ“フライング”始動
日刊スポーツ
谷繁元信捕手兼任監督(42)率いる新生中日が30日、予定を“前倒し”し実質的な秋季キャンプをスタートさせた。同キャンプは11月1日スタートと発表されたが、この日のナゴヤ球場には谷繁監督、森繁和ヘッドコーチ(58)佐伯貴弘2軍監督兼打撃コーチ(43)がそろい踏み。真っ暗になる午後5時過ぎまで約8時間のハードなメニューが続いた。ひと足早く地獄の秋が始まった。
事実上のキャンプ初日の練習は約8時間、暗くなるまで続いた。佐伯2軍監督が愛車に乗って引き上げたのは午後5時30分過ぎ。もうヘッドライトがまぶしい“夜”になっていた。球団はこの日、秋季キャンプの日程を発表した。期間は11月1日から24日まで。厳密にはまだ秋季練習だが、張り出されたメニューはキャンプのそれ。これまでとは雰囲気も一変。谷繁監督は「キャンプインは明後日。その準備ですね」と言ったが、張り詰めた空気の中の実質初日だった。
厳しいメニューに若手選手はフラフラになった。「練習がハードだが?」と聞かれた新監督は「練習すると言いましたよね? その通りです。普通にやることをやる、大げさではありません」。多くの選手が常識を変えていく必要があるようだ。
その象徴が、新任の佐伯2軍監督だ。盟友の谷繁監督でさえ「来るとは思ってなかった。知らなかった」と驚く突然の登場にもかかわらず、ジャージー姿で朝から晩まで熱血指導。異例のスタートを切った。選手として在籍していた11年以来、2年ぶり復帰。吉川には40分間ぶっ通しのロングティーを課し、隣でその気にさせるつぶやきを交える独特の指導。「40分? 短いですね。あんなんでは終わらせない。ファンの方々が心から応援したいと思えるような熱い男を育てたい」。今後も徹底した練習を課すことを予告した。この秋は「地獄」の形容がふさわしい、選手にとっては長く、辛い日々。1年後の栄光に向け鍛錬の季節となる。【八反誠】
[2013年10月31日11時17分 紙面から]
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中日吉川「佐伯道場」でフラフラ
日刊スポーツ
谷繁元信捕手兼任監督(42)率いる新生中日が30日、予定を“前倒し”し実質的な秋季キャンプをスタートさせた。この日のナゴヤ球場には谷繁監督、森繁和ヘッドコーチ(58)佐伯貴弘2軍監督兼打撃コーチ(43)がそろい踏み。真っ暗になる午後5時過ぎまで約8時間のハードなメニューが続いた。
3年目の吉川大幾内野手(21)が佐伯道場で徹底指導された。膝の使い方をポイントに下半身を使って打つことを体に覚え込ませるようにバットを振り、フラフラになった。隣では「井端、荒木からポジションを奪え」などとつぶやき戦術? による精神面の徹底刺激も受けた。俊足を武器に1軍定着を狙う期待の背番号3は「燃え上がるものがあって、入り込めました」と初体験に、大いに刺激を受けた。
[2013年10月31日11時18分 紙面から]
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