死刑執行は慎重に考えたい…再任の千葉法相
(2010年6月9日11時24分 読売新聞)
8日に発足した菅内閣で法相に再任された千葉法相は9日未明にかけて開いた記者会見で、死刑執行について、「究極の命を奪うという刑罰なので、慎重に考えていきたい」と述べた。
千葉法相は昨年9月に大臣に就任して以来、一度も執行しておらず、改めて慎重な姿勢を示した。
千葉法相はまた、刑場や死刑囚の処遇などの情報を公開した上で、死刑制度について国民に考えてもらう環境を整えることが必要だとの考えも明らかにした。
◆千葉さん。もう、楽にしてあげたい。退陣でいい。
◆世論調査の陥穽 ジャーナリズムの役割
◆鳩山首相の「死刑執行をしない法相は資格がない」発言について、千葉法相は
◆鳩山内閣の半年 死刑執行なし 《死刑執行命令を発する権限と義務》
◆法相の指揮権発動
◆閣僚会見のオープン化「世界中のジャーナリストに代わってお礼申し上げたい。質問はありません」
◆文書を封印させた官僚体質=日米密約問題