安倍晋三元首相銃撃事件 山上徹也被告「宗教2世の人たちにとって良かったのか悪かったのか」

2024-06-22 | 文化 思索 社会

山上被告「こうなるとは」 旧統一教会への波及指す? 弁護団接見

  中日新聞 朝刊 2024年6月22日

 安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などで起訴された山上徹也被告(43)が「現在のような状況を引き起こすとは思っていなかった」と話していることが21日、分かった。弁護団が記者団に明らかにした。接見で述べたという。
 事件を機に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令や裁判が行われ、政治家と特定の宗教の関係が注目されるようになったことを指しているとみられる。
 弁護団によると、被告は「(宗教)2世の人たちにとって良かったのか悪かったのか」とも述べた。弁護団は明確な真意を確認できていないとしている。自身のような「宗教2世」の境遇が広く知られるようになると思っていなかった可能性がある。
 7月3日に第4回公判前整理手続きが開かれる一方で、年内に手続きが終わらず初公判は来年になるとみられる。
 被告は、母親が多額の献金をした旧統一教会に恨みを募らせていたとされ、逮捕後に「(教団を韓国から)招き入れたのは岸信介元首相。だから(孫の)安倍氏を殺した」などと供述した。弁護側は公判で、家庭環境に同情すべき点があったと主張するとみられる。
 
 ◎上記事は[中日新聞]からの書き写し(=来栖)

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