
【自動車産業ニュース】2008年11月18日
経営再建中の米自動車最大手のゼネラル・モーターズ(GM)が資金繰りのため、保有するスズキ株をすべて売却することで、自動車業界でのGMの地盤沈下がより鮮明になった。スズキとの環境対応車などでの提携関係が維持されなければ再建の行方が一層不透明になる可能性もある。
GMは、資本提携関係にあったスズキのほか、富士重工業、いすゞ自動車の保有株を相次いで売却。特にスズキとは「自動車づくりについて教えてもらった師匠だ」とスズキの鈴木修会長が語るほど親密な関係だった。
大型車が中心のGMが販売不振から脱却するには、低燃費の小型車や、燃料電池車などの環境対応車の強化は不可欠だ。小型車を得意とする日本勢への出資という「後ろ盾」を失ったことは痛い。
経営再建中の米自動車最大手のゼネラル・モーターズ(GM)が資金繰りのため、保有するスズキ株をすべて売却することで、自動車業界でのGMの地盤沈下がより鮮明になった。スズキとの環境対応車などでの提携関係が維持されなければ再建の行方が一層不透明になる可能性もある。
GMは、資本提携関係にあったスズキのほか、富士重工業、いすゞ自動車の保有株を相次いで売却。特にスズキとは「自動車づくりについて教えてもらった師匠だ」とスズキの鈴木修会長が語るほど親密な関係だった。
大型車が中心のGMが販売不振から脱却するには、低燃費の小型車や、燃料電池車などの環境対応車の強化は不可欠だ。小型車を得意とする日本勢への出資という「後ろ盾」を失ったことは痛い。