松本智津夫元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示 法務省 2018/8/8 

2018-08-09 | オウム真理教事件

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
 2018年8月8日 22時7分 朝日新聞デジタル

    
   法務省が開示した、松本智津夫元死刑囚の「死刑執行速報」。大半が黒塗りされていた
 オウム真理教元代表、松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚(執行当時63)ら教団元幹部の死刑執行に関する文書の一部を、法務省が8日、朝日新聞に開示した。
 ただ、執行状況や遺言など、ほとんどの項目が「黒塗り」で非開示とされていた。

 8日に開示された文書は松本元死刑囚ら、7月6日に執行された7人の「死刑執行速報」。執行が行われた拘置所の所長が当日に作成し、法務省矯正局長ら宛てに出していた。
 文書はいずれも(1)氏名(2)執行年月 日時(3)執行立会者氏名(4)執行状況(5)本人の刑に対する心情、遺言等(6)遺体の処置、引取人の住所、氏名(7)参考事項――の7項目で構成されている。黒塗りがなかったのは(1)と(7)で、(7)はいずれも「特になし」などとされていた。
 (2)は日付は開示されたが、執行や死亡確認の時刻とみられる欄は黒塗りされていた。(3)は、検察庁の名称や立ち会った人の肩書は開示されたが、氏名は非開示だった。(4)~(6)はすべて黒塗りされていた。
 7件の文書のうち、6件はA4判1枚。松本元死刑囚に関する文書だけは(5)の「本人の刑に対する心情、遺言等」が他の元死刑囚と比べて数倍長く、A4判2枚にわたった。
 関係者によると、松本元死刑囚は執行前、刑務官から「何か言い残したことはあるか」と問われ、最初は言葉を発しなかったが、遺体の引き取り先を尋ねられて「四女」と答え、刑務官が確認したところ、改めて四女の名を出したとされる。文書にはこうしたやりとりが書かれている可能性がある。朝日新聞デジタル

 ◎上記事は[livedoor NEWS]からの転載・引用です
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