東京パラリンピック やまゆり園で採火中止も視野 相模原市長「場所の変更含め判断」2021/4/20

2021-04-20 | 相模原事件 優生思想

やまゆり園で採火中止も視野 相模原市長「場所の変更含め判断」
2021/4/20(火) 17:21配信 毎日新聞
 2016年7月に利用者ら45人が殺傷された相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で東京パラリンピックの聖火を採火することに反対の声が上がっている問題で、本村賢太郎市長は20日、「採火の場所の変更を含め、総合的に判断したい」と述べて園での実施中止も視野に検討する方針を明らかにした。この日の定例記者会見で説明した。
 同市がやまゆり園で採火する方針を決めたのは昨年10月。本村市長は採火実施を公表した3月31日までに事件の遺族や被害者家族に連絡しなかったことについて「事前の説明なく公表に至ったことをおわびする」と陳謝した。園での採火を決めた経緯については「風化をさせてはならないという強い決意で私が提案した」と話し、昨年10月に自ら発案したことを明かした。
 一連の問題では一部の遺族らが13日に「園は事件のあった場所でフェスティバルをする場所ではない」と中止を求めた。市側はこれを受け園の利用者家族や遺族らに意見を尋ねる手紙を19日に送っており、26日までの返送を求めている。この結果を踏まえ、早ければ4月末までに実施の可否の結論を出す方針という。
 市長の説明について、事件で重傷を負った尾野一矢さん(48)の父剛志さん(77)は「(遺族や被害者家族らを)軽視していた部分があったのではないか」と批判する一方で、中止の可能性に言及したことを「一歩前進した。自分たちが要請したことに意味があったんだと思える」と評価した。【池田直】

 最終更新:毎日新聞

 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
――――――

〈来栖の独白 2021.4.20 Tues〉
 この問題は、優勢思想など、人間の尊厳・根本を考えさせる。私などには、まだまだ考えがまとまらない。
―――――――――――
【平成の事件】相模原障害者施設殺傷事件 「屈しない」実名で取材応じる被害者家族、問い直す我が子の幸せ


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。