2020.7.21 17:13
北の富士氏「僕なら駄目だった」 照ノ富士の精神力に脱帽/7月場所
大相撲7月場所3日目(21日、両国国技館)2年半ぶりに幕内の土俵へ帰ってきた元大関の照ノ富士(28)が、千代丸(29)を上手投げで破り3連勝を飾った。NHKでラジオ解説を務めた北の富士勝昭氏(78)=元横綱=は、「言うことない。格が違う感じ」と絶賛。「僕なら駄目だった。大変だったと思う。大関のプライドもある」と両膝のけがなどで序二段まで転落しながら、再起を果たした精神力に脱帽した。
照ノ富士は大関を14場所務め、平成30年初場所を最後に幕内から陥落。痛めていた両膝を手術した。糖尿病なども治療しながら、31年春場所に西序二段48枚目で本場所の土俵に復帰した。北の富士氏は「見捨てないで、希望を持って本人にやる気を失わせないようにした指導力は立派」と師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)も評価していた。
◎上記事は[サンスポ]からの転載・引用です
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*元大関照ノ富士 序二段で無傷7連勝 優勝決定戦へ 2019/3/22
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