カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

この「六手連弾」に期待(^^♪

2011年06月19日 | 「レッスン日記」
「連弾」というと、二人で弾く「4手連弾」が一般的です。

今回の発表会でも、何組か連弾を入れました
その中に「1組」だけ、「6手連弾」を入れました。
この「6手連弾」は、「3人」で弾く「連弾」の事を言います

今回この「6手」を演奏してくれる「3人」は「姉妹」です。
「3姉妹」による「6手連弾です」
これは、かなり珍しい、と思います

私も「3姉妹」ですが
当時でも「女3人」というのは殆どいなかったように思います。
今では、もっと少ないかもしれませんね

長女(4年生)と次女(3年生)が習いに来ています

発表会の連弾の選曲をしてる時に
「ある理由」があって、この二人の姉妹に
ある曲を「絶対に弾かせたい」と思いました。

そして、どうせ弾くのなら、未だピアノは習ってないけど
3歳の「三女」の子にも一緒に舞台に立って欲しい、と思いました。
それで
「3姉妹」に因る「6手連弾」が決定しました


先日、三人一緒のレッスンをしました

三女ちゃんは、一番高いパートを担当し
同じ「2音」をずっと繰り返し弾き続けます。

「ドーソー ドーソー」
これなら、ピアノを習ってなくても弾けるかな?と思いました。

でも、「インテンポ」で最初から最後までずっと弾き続けることって
とっても難しい事です

でも、この三女ちゃんは、全く狂うことなく
まるで「時計の振子」のように正確に弾いてました。
ビックリ

物心付いた時から、二人のお姉ちゃんの練習を聞いてるから違うんだろうな
と思いました

それとは逆に、上の二人はちょっと練習不足でした

どっちかが間違えると、誰かのせいにするんです。
鋒先は三女ちゃんに・・・

「○○ちゃんが間違えるから変になっちゃったじゃない」

本当は三女ちゃんは間違えてないのに・・・

お姉さん達から、びしばしと
かなりキツイ叱責の言葉が飛んでました。

私は「あんなに言われて大丈夫なのかな?」とかなりハラハラ

でも、この三女ちゃんは
全く動じることなく
お姉さん達の怖い言葉が全く耳には入ってないように
我関せずという風情で、淡々と涼しい顔で
「ドーソー ドーソー」
を繰り返してました

あれだけ言われて泣かないのは大したものだ、と思いました

でも、お家でもいつもこんな風に喧嘩しながら練習してるのかな?
それだったら、私の本意ではないな
と思い、レッスン後お母様にお電話して伺ったら

お家ではそんな風に喧嘩しながらやっていない
とおっしゃっていたので、ホットしました

確かに、その時も
ピアノ終わったら、さっきのバトルはどこえやら
楽しそうにキャッキャッと笑いながら遊んでました

姉妹って本当にいいですよね
実は、この三姉妹さんには、もう一人弟君も産まれたんですよ
素敵ですよね


この子達が何を演奏してくれるのか
発表会のプログラムをお渡しするまで内緒にしたいと思います。
私的には、非常~に思いの入った「選曲」です

楽しみにしていて下さい

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今日はこれから「音楽葬」その後大人の生徒さんのレッスン
それが終わってから渋谷で行われる「ピティナ・チャリティーコンサート」に向かいます
今日も素敵な一日でありますように

コメント (2)
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