カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

ステップ、「継続表彰」に感動

2010年05月26日 | 「PTNA」関係
「ステップ」では、5回・10回・15回・・・と継続して受けられた方に
「継続表彰」として、表彰状と記念品をお渡ししています。

今回、とても素敵なエピソードがあったので、ご紹介します。

A先生の生徒さんのT君が10回表彰になりました。
中学生の男の子です。中学生の男の子は大変珍しいです。

A先生は「あの子が10回で表彰されるなんて・・・」と感無量でいらっしゃいました。
お気持ち、大変良く判ります。

ステップには永年関わってるものですから、他の先生の生徒さんも結構覚えてるものです。
「あのT君が10回?頑張ったね、おめでとう」
と先生方も自分の生徒さんのように一緒に喜んでました。

ところが・・・そのT君が表彰の時に会場に姿を現しませんでした。

「T君がきてない!今なら未だ間に合う、急いで探して!」
との声で、スタッフが手分けして探しました。
アドヴァイザーの先生から、直接表彰状を受け取って欲しいという思いは
スタッフ全員の気持ちでした。

見つかりました。

実は、進行がスムーズ過ぎて、予定時間より15分早くなってしまったんです。
T君は、全然違う場所で時間を待ってました。

ギリギリセーフ

学生服を着たT君が、表彰の壇上に立った時、ひときわ大きな拍手がおこりました。
A先生もどんなに嬉しかった事でしょう。

そして、自分の生徒のように必死になれる先生方・・・
素敵な「仲間」に恵まれてると改めて思いました。


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「ステップ」終了・・・2010年さいたま春季

2010年05月24日 | 「レッスン日記」
昨日、無事「ステップ」が終了しました。参加した生徒さん達お疲れ様でした。
雨の中引率して下さったお父様お母様を始め
見学に来てくださった生徒さん達、ありがとうございました。

どうでしたか?楽しかったでしたか?
私は、とっても楽しかったです。

「ステップ」は実施事務局により様々な「カラー」があります。
色々な所でお手伝いをさせて頂いてますが、私はこの「さいたま春季」が一番大好きです。

スタッフ全員が「ワークショップ」のメンバーなので
その「和気藹々」とした雰囲気が会場に染み渡ってるような気がします。


          


「研究発表」・・・なんとか上手くいきました。
私は「りんご」の係りでしたが(笑)
こうゆう事は滅多にしないので以外と楽しかったです。
りんご係りの4人、「真剣」に頑張りました。

岳本先生の「トーク・コンサート」も「大盛況」でした。
岳本先生、面白いお話しと素敵な演奏、ありがとうございました。

凄く嬉しかったのは、初参加の一年生のKちゃんが
「とても楽しかったので、又直ぐ次のに出たい」と言ってくれた事です。

「さいたま」では、「10月」「12月」「1月」と続けての実施が決定しています。
Kちゃん、又どれかに出ましょうね。

昨日はずっと会場にいたので、皆の「講評結果」を見てません。
(いつもは、集計室で盗み見しちゃうのですが・・・)
どんな事が書いてあるか、どんな評価がついているか気になる所ですが
結果よりも、一人一人の真剣な演奏に心から感動しました。

5年生のNちゃんが弾いた、お父さんとお母さんの「結婚式」の思い出の曲
お父さんとお母さんに捧げた「ホールニューワールド」は最高でした


         

       

          終了後、アドバイザーの先生方との記念撮影です。
               みんなの「笑顔」がいいですね



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「ステップさいたま春季」・・・2010

2010年05月23日 | 「PTNA」関係
今日はステップの本番です。
今回も「ワークショップ」のメンバーによる発表があります。
昨日は遅くまでリハーサルをしました。

今回のタイトルはずばり、これです。





会場ではこんな感じになります


          


一曲目に演奏する曲はこちらです



          


実はこれらの文字は息子が作ってくれました。
(ありがとうね~
皆さん「かわいい~」と大変喜んで下さいました

今回も14名のメンバーが其々の持ち味を活かし
抜群のチームワークで今日の本番を迎えられそうです。

NEOステーションでは
「ステージと客席と一体感のあるアットホームなステップ」を目指しています。

きっと、今日もそんな素敵なステップになると思います。
参加する生徒さん達も楽しんで下さいね。


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「生徒さんの声」の原稿・・・25歳のTさん

2010年05月22日 | 「大人の生徒さん」
大人の生徒さんがこのような原稿を書いて下さいました。
とっても素敵な文章でしたので、こちらでもご紹介させて頂きます。



社会人として働くようになり、一人暮らしにも仕事にもようやく慣れ
自分の時間が持てるようになってから、何か自分のために出来ること
生活の中で何も考えず何かに没頭できる時間が欲しいと思うようになりました。

そこで思いついたのが“ピアノ”でした。

小学生の時に数年習っていたことがありましたが
当時は練習が大嫌いで、全然上達しませんでした。

でも音楽が大好きな気持ちは今も昔も変わらなかったので
「25歳のリベンジ」をしようと心に決め
カナリア音楽教室の体験レッスンに参加しました。

久しぶりの鍵盤の感触、ピアノの音色はとても気持ちが良く
何だかとてもワクワクした気持ちになりました。

小学生のときの挫折(!?)もあったので、本当に続けていけるか不安もありましたが
増田先生は才能やピアノの技術だけではない
「純粋に音楽を楽しむ」ことを教えてくれました。
だからこそ、働きながらも毎回のレッスンが苦痛や負担にならず
現在もピアノを楽しめているのだと思います。

そして、楽しいと思えるからこそ、早く上達して
たくさんの曲を自分で奏でてみたいと思います。

カナリア音楽教室は、その人のペースに合わせて
「自分らしく」「楽しく」ピアノに向き合える場所だと思います。



Tさんは「太陽のように」明るいお嬢さんです
いつも「にこにこ」の「笑顔」で私の心を和ませてくれます

原稿、ありがとうございました。


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Mちゃんの素敵な歌声・・・「ビリーヴ」

2010年05月21日 | 「レッスン日記」
5年生のMちゃんは、今音楽の授業で「ビリーヴ」をやってるそうです。
子供達の大好きな曲。私も、大大大~好きです。

「うたって~うたって~」とお願いしちゃいました

私の伴奏で、歌い始めたMちゃんの歌声を聞いている時
私の体の中に電流が走りました。

普段のMちゃんは、どちらかというと静かな声でお話しします。
歌う時もそうです。とても「細い声」です。

でも、その「細い声」は
まるで「鈴の音」のように、透明感があり、涼しげな響を持っていました。

さらに言えば「篠笛(しのぶえ)」のように
静かに空気を振動させて伝わってきました。
そこには、奥行きと、凛とした気品がありました。

弾きながら不覚にも「涙」が出てしまいました。
これは一体なんなの?凄すぎると思いました。
私の心にど・どーんと伝わって来ました。

私一人で聴いては勿体無いような「ビリーヴ」でした。

どうやったらこんな風に歌えるんだろう?
と、逆に教えて欲しかったぐらいです。

「清らか」で「素直」で「純真」なんだろうな~
「邪念」や「計算」が無いんですよね。

「贅沢」な時間でした。
Mちゃんありがとう


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「ムジカノーヴァ」に掲載されました

2010年05月20日 | 「レッスン日記」
ピアノの月刊誌「ムジカノーヴァ」(音楽の友社)の6月号に
「カナリア音楽教室」が掲載されました。

「子育て・介護・激戦区・不便・・・なのにどうして?人気教室」
という「特集記事」の中での掲載です。

私は主に、ブログ「カナリア日記」について書かせて頂きました。
「写真」つきです(笑)

「ムジカノーヴァ」は非常に人気の高い雑誌ですので
当分の間、「カナリア日記」のアクセス数が増える事が想定されます。
でも・・・気張りません(笑)
いつもと同じように「自然体」で書かせて頂きます。



「ムジカノーヴァ」よりアクセスして下さいました読者の皆様へ

始めまして、「カナリア音楽教室」の増田玲子です。
この度はお忙しい中お立ち寄り下さいまして、ありがとうございました。

まあ、こんな感じで「レッスン日記」を書かせて頂いてます。
本当に「思いつくまま」です(笑)
でも、書く事によって様々な物が見えて来て
其れにより、生徒さん達に対する「愛情」がより深まっていく事を実感しています。

これからも、心を込めて書き続けていきたいな、と思っております。
ありがとうございました。

           2010年5月20日  カナリア音楽教室 増田玲子


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「やりたくない時もあるよね」

2010年05月20日 | 「レッスン日記」
年少さんのK君がレッスン室に入ってきた時、お母様から耳打ちされました
「今週は殆ど練習してません、幼稚園で疲れてるのもあるかもしれませんが
ピアノ嫌だとか言出だして・・・
私がやれやれと言ったのがいけなかったのかもしれません」
というような内容でした。

そう・・・それは困りましたね~
さて、どうするか、どんなアプローチをしたらいいか、という事になりますが・・・
でも、K君はいつもと変わらずレッスンしてました

全く練習してなかった「宿題」の曲もちゃんと弾けたし
その瞬間のお母様の反応・・・

「凄い、それ初見なんですよ、初見で弾けた
と、驚きつつ、大変喜んでいらっしゃいました

帰る時、玄関でママにお話ししてるK君の声が聞こえました。

「れいこせんせいにほめられちゃった
れいこせんせいっておもしろいね」と・・・

これで、今週は大丈夫かな?
いや、4歳児さんの事だからわからないな~

お母様には、今はあまり強要せず楽しくやらせて下さい、とお話ししました。
ご心配だったでしょうが、全く問題無いと思います


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ピンクのかわいい水筒

2010年05月20日 | 「レッスン日記」
3歳のTちゃん、今週は順番でいくと「お眠りタイム」かな?と思ってたのですが
予想が外れました・・・超元気ハツラツでやってきました

それもその筈、Tちゃんは可愛い水筒を持参してました。
遠足があるので、お母さんに買って貰ったそうです。
とても嬉しそうでした。(時々自分で水分補給をしてました(笑))

Tちゃんは「ミッフィー」の「トランポリン」が大好きだそうです。
その理由は・・・私が「ハーハー」言ってたからですって

又やりたい、というので「やらさせて頂きました(笑)」

自分では「ぴょンぴょン」跳ねてるつもりですが
どうも「ぴょこたんぴょこたん」になってしまってるようでした
又Tちゃんに笑われてしまいました

「色塗り」の宿題、上手に出来てましたね
どんどん「おりこうさん」になっていきますね



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「生徒さんのやる気を引き出すには」

2010年05月19日 | 「レッスン日記」
ピアノの先生の悩みで「生徒さんのやる気が出ずに困る」とか
「宿題をやってこないで困る」という話しをよく聞きます。

どうしたら、生徒さんのやる気を引き出す事が出来るか・・・
これ、結構簡単な事のような気がします。

ずばり、生徒さん以上にこちらが「やる気」を出せばいいんです。

「80」のやる気を出させたいと思ったら
こちらはその倍の「160」のやる気を出せばいいんです。
そして「その気」にさせてあげればいいんです。

「宿題をしてこない」一番の理由は「難しい」「弾けない」です。
それは、宿題を出す時に「難しくないよ」「こんなに簡単に弾けるよ」
とポイントを判り易く説明してあげればいいんです。
「私でも弾けそうだ」・・・と「その気」にさせてあげればいいんです。

先ず、教える側が思いっきり「テンション」を上げる事ですね。
そして、「超簡単~(笑)」みたいな「ノリ」でぐいぐい引っ張ってあげる。
生徒さんの「気持ち」を「楽にしてあげる」事も非常に大切な事だと思います。

勿論「年齢」や「進度」により色々と使い分けていますが。。。

生徒さんのモチベーションを上げるためには
こちらがその何倍もモチベーションを上げる
そして、それを常に変わらず維持し続ける。

「やる気」は「その気」
指導者の対応次第でいくらでも変える事は出来ると思います。


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久々の「バイエル」

2010年05月17日 | 「大人の生徒さん」
幼稚園の先生を目指してるSさん。
いよいよ大学でピアノのレッスンが始まりました

使用テキストは「バイエル」
私はバイエルで育った人間ですが、現在レッスンでは全く使ってません。
大変懐かしかったです

バイエルは未だに人気の高い教則本です。
各出版社から様々な「版」のものが出版されています。

彼女が持ってきたのは(大学の指定は)「全音」のもの
一冊に納められていますが、その割には本の厚さが大変薄いです。
中を見てビックリしました「音符」が非常に小さいです。

でも、これ、いいと思いましたよ

バイエルは最初の方に「変奏曲」が出てきます。
「テーマ」と数種類の変奏パターン、これが見開きの半ページに全て収まっています。
(左は連弾譜です)

これはとても判り易いですね
子供の楽譜はそれが何ページにも渡ってます。
でも、こちらは、常に「テーマ」を見ながら「変奏」も弾けます。
自分が今何をしているのかが、認識し易いです。
大変使い易いと思いました

大学の個人の時間は「10分間」だけとか・・・み・じ・か・い
でも、学内にはピアノの個別の部屋が「50」もあって
いつでも自由に使えるそうです。

Sさんが通ってる学校は、「女子大」としては大変「伝統」のある学校です。
こうゆう学校は「設備」が違うな、とビックリしました。

当面の目標は、試験の「課題曲」の「バイエル50番」
子供の頃からピアノを習ってるクラスメイトに負けないだけの演奏に仕上げましょうね


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