映画「プライドと偏見」

なんとも美しい作品です。

いわゆる「ラブ・ストーリー」なのですが、この二人の男女の「恋愛」がとても美しく描かれています。

それと同じくらい美しいのが、オール「イギリス」ロケで撮影された「田園風景」と「豪邸」・・・ため息が出ます。

カメラ・ワークも素晴らしいです。特に「舞踏会」のシーンはお見事です。

「音楽」もいいですよ。「ピアノ」の物悲しい旋律が心に響きます。


主演は「キーラ・ナイトレイ」
「パイレーツ・オブ・カリビアン」の時はあまり印象に残らなかったのですが、この作品では光り輝いてました

相手役の「マシュー・マクファディン」は初めてみましたが、感情を抑えたその芝居に胸がキューンとなりました


そして、何と言っても「脇役」の豪華な事。

「ジュディ・デンチ」「ブレンダ・ブレッシン」「ドナルド・サザーランド」・・・名優の名演技がこの作品のクオリティーをさらに高めてました。


映像は色々あったのですが、一番美しいものを選びました。

是非、背景をよくご覧になって下さい。
そのまま「額」に入れて飾りたいような場面が沢山あります。

バックに流れている曲は、ベッド・ミドラー主演の「The Rose」の主題歌。不思議ととても合ってます


http://www.youtube.com/watch?v=4PynL_xtCR8

「嵐」の曲・・・初レッスン

５年生のＵちゃんが嵐を弾きたい、と言って本屋さんで楽譜を探して買ってきました。

普段生徒さんの楽譜は全て私の方で用意するのですが、自分で選んで買って来た事に、一歩前進したな、という感慨がありました。

自分でやりたい、と言っただけあって良く練習して来てました

こうゆうジャンルの曲を「ピアノ・ソロ」で弾く場合は、何と言っても「左手」がポイントになります。

「左手」は「リズム楽器・ベース・ギター」etc・・・何役もこなさなければなりません。

Ｕちゃんの買ってきたのは「中級用」でしたが、左は可なり複雑

取り合えず、楽譜通りでは無く「コード・ネーム」を参照に「ベース・ライン」を弾いてきてくれました。でも、これではちょっと物足りないです。

Ｕちゃんが出来そうな範囲で少しずつ「音数」を増やしていきました。楽しい作業でした

ふと時計を見たら・・・レッスン時間を１５分もオーバーしてました（たまたま次の生徒さんが休みだったんです）

二人してビックリしました

「夢中になってやると時間はあっという間に経っちゃうね」「お家でもこんな風に時間を忘れるぐらい練習出来るといいね」と話しました。

実はＵちゃんはちょっとスランプ気味でした。でも、来年中学に入る迄の一年間で、なんとか成果を出してあげたいと思いました。

「嵐」だってなんだって構わないんです

Ｕちゃんが選んだ「風の向こうへ」は「同音連打」が沢山出てきます。「テクニック」替わりの題材としても十分に活用出来ます。

Ｕちゃんには
「嵐をするのはあくまでもきっかけ作りの為よ、嵐が弾けるようになって自分で手応えを感じて、次のステップに進む為にしてるのよ」とお話ししました。

Ｕちゃんはいつのなく生き生きしてました
私も楽しかったです

ＯＬの生徒さん

ＯＬをなさってる２０代のＹさんが入会されて３ヶ月経ちました。

子供の頃習ってらっしゃったのですが、「基礎」からのスタートです。

レッスンは大変楽しいです。

彼女が練習してきた曲を、どのくらい「変身」させる事が出来るか・・・が私の腕の見せ所？

余りアレコレ言っても現段階では無理なので、アドバイスは必要最小限に抑えます。
模範演奏をしてあげると「ワ～」と感動してくれます（笑）

そして、それを元に再度弾く彼女の演奏は「別物」になります。
曲が生き生きと輝いた物になります。

当然その違いは本人も良く判るわけですから、実に嬉しそうです。
お互いにレッスンが楽しい物になります。

自画自賛になってしまいますが
つくづく私は、こういった生徒さんのレッスンは「得意」だなと思いました。

職場が遠く、仕事も忙しく、朝は６時に家を出て帰宅は９時過ぎ
お持ちになってるピアノは「アップライトピアノ」ですので、夜の練習は不可。
土・日しか練習が出来ません。

でも、本人も少しずつ弾けるようになってるのを実感してるので、「頑張ります！！」と言ってます。

パッヘルベルの「カノン」を弾いてみたいそうです。じきに弾けるようになると思いますよ。

実は、最初「お問い合わせ」を頂いた時に、「土・日しか通えない」と伺って、お断りしようと思ったんです。
でも、「お問い合わせ」の文章に非常に好感が持てたので、お受けさせて頂く事にしました。
月２回ですので、なんとかなると思いました。
正直、時間を作るのが大変な時もありますが、指導者の立場から言えば、一生懸命練習されてる生徒さんの為ならなんとかしたい、と思う物です、それを「苦」には感じません。

「カノン」は私も大好きな曲です。
弾けるようになるといいですね。

ワークショップ・・・２０１０，３

月１回定例のワークショップですが、ここの所２回実施しています。５月の「ステップ」での発表の準備の為です。

テーマは「連弾」です。

「連弾」ってこんなに楽しいんだよ
「連弾」をするにはこんな事が必要だよ

この２本立てで発表することにしたのですが、中々まとまりません。
結局、前回決めた事の殆どが変更になりました。
話せば話すほど次々にアイディアが出て来るからです。

「こうしたら？」「ああしたら？」「こっちのほうがよくない？」etc・・・

２０分という限られた時間の中で、伝えたい事は山のようにあります。
どれを残してどれを諦めるか
「選曲」はどうするか？

意見の衝突はありません。
「より良い発表をしたい！」メンバーの思いは同じだからです。

こういった時間は、各先生にとっても本当に貴重な時間だと思います。
私も遠慮なく「言いたい事」が言えるので「言葉」のバトルを楽しんでる部分もあります。

結局「タイムオーバー」で次回に持ち越し・・・まだまだ時間が必要です。

模様替え

新年度に先駆け、お教室の模様替えをしました。

カーテン・カーペット・電気・時計・本箱を新しい物に変えました。
クロスも一部貼りなおしました。

お部屋の中がパーット明るくなりました

テーマは「やすらぎ」です。

お教室は、生徒さん達が「くつろげる」場所
生徒さん達にとって「憩いの場所」でありたいな、といつも思っています。

ホッとして、リラックス出来て、そしてピアノに向かえる・・・そんな空間と雰囲気を演出したいです。

そんな環境だと、生徒さんのピアノの「音色」もきっと素敵なものになるはず

何より、自分自身が「新鮮」な気持ちで仕事に向かえます。

何事もマンネリはいけませんよね

レッスン内容も、気の持ちようも
常に♪フレッシュ　フレッシュ　フレッシュ♪で・・・

「嵐」の曲・・・ピアノ・ソロ

5年生のＵちゃんに「嵐」を弾いてみたいと言われました。

「嵐」ね～　本当に凄い人気ですね

・・・でも、私は全く曲を知らないんですよね・・・

耳にはしてるのですが、なんかみんな同じ曲に聴こえちゃって

「嵐」のメンバーは「歌手」というよりも
私には「役者」としてのインパクトの方が強いです。
其々魅力的な良いキャラクターですよね。

・・・で、色々聴いて見ました。

Ｕちゃんからのリクエストもありましたが
ピアノ・ソロで弾き易い曲、という事で聴いてみました。

中々ポップで明るくて乗り易い曲が多いですね
でも、こうゆう曲をピアノ1本で弾くのは可なり難しいです。

あれこれ調べている時に、凄い画像を見つけてしまいました

要するに、素人さんが自分の演奏をアップしている物です。

こういったものは良く見かけますが
大体が聴くに耐えない（？）ものが多いです

でも、今回のはちょっと違いました。

見てる人の数、コメント数、登録者数も可なりのもので
ちょっとビックリしました。

荒削りな演奏ではありますが、なんかいいんです
指の形滅茶苦茶ですが、なんかいいんです
へ～・・・と思いました

こうゆう演奏も悪くないですね

「嵐」の曲を沢山アップしてます。
私は明日の記憶がお勧めです。

Ｕちゃん、参考になると思うので是非聴いてみてください。

こちらです
　　↓

http://www.youtube.com/user/pan2pan2satoshi#p/u/3/E3UloJFRyhY


それから、「嵐」大好きなＮちゃんも是非・・・
きっと弾いてみたくなると思いますよ

ご両親の思い出の曲を・・・

４年生のＮちゃんは、５月のステップに向け「候補曲」となる「課題曲」を何曲か練習してます。

その中にホール・ニュー・ワールドがあります。

楽譜を渡した時、お母様から
「この曲は結婚式の想い出の曲なんです」
とのお話しを伺いました。

Ｎちゃんは、この曲を知りませんでしたが、お母様からその話を聞いて、是非弾いてみたい、と思ったようです。

レッスンで弾いてくれました。
「お母さん、なんておっしゃってた？」と聞いたら
「凄く懐かしいと言ってた」と・・・

素敵ですよね～

お母様にすれば、「結婚式」の当日に、これから女の子が産まれて、その子がピアノを習い、１０歳になった時にこの曲を弾くようになるなんて思いもしなかったことですよね。
それが・・・これはかなり感動的な事だと思います。

Ｎちゃんはこの曲がすっかり気に入り、ステップの最有力候補にしました。
お父さんとお母さんに聞いて欲しいそうです。

娘からご両親に対するプレゼントですね

なんだか、とっても羨ましいです。

「もの凄～く素敵な曲に仕上げようね」と二人で約束しました

幼稚園の「園歌」

３歳のＫ君が春から入園する幼稚園のオリエンテーションに行って来ました。そこで「園歌」を教えて貰ったそうです。

息子と同じ幼稚園です。
覚えてますよ～「園歌」

不思議ですよね
小学校や中学の「校歌」はすっかり忘れてるのに、一番古い幼稚園の歌はしっかり覚えている。やはり、幼稚園の３年間って親にとっても「特別な時期」なんじゃないかな～としみじみ思いました。

・・・で、弾き歌いをしてあげました

・・・はだかとはだしで
ワン・ツー－・スリー、ワン・ツー－・スリー
たいようのこども、めぐみのこ～

いいですね～歌ってる内に元気がモリモリ出てきました

Ｋ君には、今から覚えて、入園式で大きな声で歌えるといいね、と言いました。

幼稚園に行きたくな～い、と言ってたＫ君ですが、どうやら「行く気」になってきたようです（笑）

お母さんの愛情が一杯詰まった楽譜♪

一年生のＭちゃん

宿題の楽譜を見てビックリ
そこには、お母さんの手書きで「歌詞」が書いてありました。

曲はアイアイ

「歌詞があった方が弾き易いでしょ？」
って、書いて下さったそうです。

Ｍちゃんはとっても元気に歌いながら弾いてくれました

「いいな～こうゆうの」・・・と思いました。

お母さんの優しい気持ちが、こちらにもヒシと伝わって来ました。

お子さんがお家で練習し易いように、と色々考えてなさって下さったお母様に、心から感謝です。

その楽譜のそのページは、キラキラと輝いてました