カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

セミナー「中級テクニック」

2009年01月30日 | 講座で勉強したこと
今年最初のセミナーです。

バスティンの「中級テクニック1~3」の教材に添って勉強しました。
これは、「ベイシックス・シリーズ」終了後、又は併用して使用するテキストで
ピアノ演奏に必要な要素が全て網羅されていると言っても過言で無い程の
素晴らしい教材です。

以前、「感性」に関してこのブログにも書きましたが
「感性」だけで、上手に弾ける子は沢山います。
「パーティー・シリーズ」や「ベイシックス」のレベルでしたら
それでも通用します。

しかし、中級に入る頃(体や指がある程度しっかりして来た時期)には、どうしてもテクニックの練習は欠かせません。

「フレージング」や「音階」の練習は重要ポイントです。
「ツエルニー30番」をより「音楽的」に弾ける為
又、上級の曲が弾けるようになる為には、さけては通れない物です。

でも、「テクニック」の練習は正直つまらないです。
しかし、「なぜこの練習が必要なのか」をきちんと理解し
それをする事により、「弾くのが楽になった」と感じられるようになれば
「本当に必要なのだ」と実感出来、練習に「意味」を見出せると思います。

又、この「バスティン」のテクニックの本は
ツェルニーを始め、様々な作曲家の「素敵な曲」が沢山のってます。
これらの曲を、速いテンポでスラスラーと弾けたら、可なり「快感」だと思います。

そうなる前に、「初級」レベルでちょっと「もたついてる」生徒さんも多いです。
「早くこうゆう曲弾かしたいな~いい曲沢山あるのにな・・・」
といつも思ってます。

「中級」の前に「初級」がありましたね
マダマダ先は長いですけど・・・
みんなもうちょっと頑張れると思いますよ





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映画「星の王子さま」

2009年01月22日 | 映画
言わずと知れた、サン=デクジュベリの小説の映画化です。


「児童文学ながら、中身は子供の心を失ってしまった大人に向けての示唆に富んでいて、生命とは、愛とは、といった人生の重要な問題に答える指針として広く知られている」・・・との注釈があります。

サハラ砂漠に不時着陸したパイロットが出会ったのは
一人の小さな男の子・・・



子供って本当に不思議ですね・・・
その「純粋な瞳」を通して大人には見えない物が見える。

そして、そんな子供にとって、とてもとても「大切な物」が
大人にはどうでもいい物に思えてしまい
その事が、子供の心を深く、深く傷つけてしまう。

彼にとって、何よりも、何よりも大切な物・・・
それを、大人は理解する事が出来ない。
そう・・・理解する事が出来なくなってしまっている
なんか、とても悲しいですね。。。



「台詞」の一句一句
「歌詞」の一つ一つが、「宝石箱」のように輝いていました。
キラキラ・キラキラ・キラキラと・・・☆☆☆☆☆



大切な「バラの花」を守る為、自らの命を投げ出した男の子は

「悲しまないで
僕の体が死んでも、僕は生きている
僕は星の上でいつも笑ってる」・・・と言って静かにその瞳を閉じます



そして、その子との出会いで「何か」を取り戻したパイロットは

「君と会った時、僕は絶望の淵にいた。だが、君の笑顔が太陽を呼んだ
忘れかけていた希望や夢が僕の胸の中に再び蘇った
星の王子さま、君のおかげだ。その瞳のおかげだ」・・・と歌います



「きつね」との触れ合いのシーンが好きです。
その「きつね」がこんな言葉を残しました

「ものを見る目は心の中にある
 大切な物は、目に見えない」と・・・



久々に「涙がドバー」の作品でした。
あの男の子の笑い声が今もズーットこの耳に残っています。
一度で返却するのは惜しく、翌日又観ました。
さらに感動しました!涙


私が観たのは、1974年の英・米合作のミュージカルでしたが
1983年の本国フランス作もあるようですので、こちらも観てみたいです。

お子さんよりも、お母様よりも、
お父様達に観て頂きたい作品だな、と思いました。

ご覧になったら
きっと、少年時代に抱いていた「夢」を思い出し
よし、がんばろうって元気が出て来ると思います。

私も、勇気と力を貰えました。
「星の王子さま」・・・☆ありがとう☆
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「ライオンキング」

2009年01月12日 | 「舞台・観劇・コンサート」
劇団四季「ライオンキング」を観て来ました。
息子と二人で行きました。

かねてから、息子に見せたいと思っていました。
今の彼に絶対にプラスになると思ったから・・・


さすが、10年のロングランに突入した人気作品だけに
とても良い出来でした。



子供の頃、ディズニーのアニメで何度も見てた息子は
ストーリーも歌も良く知ってただけに、入り易かったようです。

そして、私とは観る視点も違い
当然ながら、舞台装置・小道具・衣装・照明・・・と
専門にアートを勉強してる人間の目で
その細部に渡り感動したようです。




終了後、彼はいみじくもこう言ってました


「これは、もっと子供の時に観ておきたかった
そうしたら、多分今の自分はもっと替わっていたかもしれない」と・・・


其処まで思ったか・・・とビックリしました。
でも、可なり得るものがあったようで連れて行った甲斐がありました。




劇場内は子供が大変多かったです。
(それも、幼児さんが多かったです)
「ピーターパン」でも「アニー」でもないのに・・・
これは驚きでした!

私の隣は3才くらいの女の子でした。


子供達が実に大人しく長時間鑑賞してたのには改めて驚きました。
これが、ロングランに繋がる所以かな?とも思いました。

子供の頃にこんな本物の舞台を観る経験の出来る子供達は本当に幸せですね。




是非、是非、生徒さん達にも観に行ってほしいと思いました。


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拝啓、沢田研二様

2009年01月10日 | 「舞台・観劇・コンサート」
BSで「ジュリー祭り」見ました。

その艶を増した歌声に魅了されました。

一緒に見ていた息子に
「ジュリーがレコード大賞を取った時、お母さんは今のお前と同じ21歳だったんだとよ」と言いました。
息子は「お母さんの青春時代だったんだね」と言いました。

中学・高校・大学・社会人・・・
少女から大人になるその課程で
私の側にはいつも「ジュリー」がいました。
ジュリーにあこがれ、恋をし・・・
当時、そんなファンが全国に何万人いたかわかりません。
彼は正に「スーパースター」でした。
あの当時の彼の人気を超える人は今だ現れていないと思います。

20代の頃ジュリーが言ってました
「いつまでもジュリーと呼ばれていたい」と・・・
太ってしまってもジュリーはやっぱりジュリーです

「60歳になって、3万人もの人の前で歌えるなんて夢のようです
夢をありがとうございました」と涙で語っていたジュリー
「これからも一日一日を大切に生きます」と語ったジュリー

一線から陰を潜め、彼なりにどんなに苦しい日々を過ごしたか想像して余りあるものがあります。
でも、又かえって来てくれました。
不安もあったでしょう、でも、それを温かく迎えた往年のファンの人達。

ジュリーは健在です。
彼は私に「ポップス」の世界を教えてくれた「師」でもあります。

嬉しかったです。
ひたむきに生きる事、音楽を愛し続けること、夢を見ること
そして、音楽の素晴らしさを教えてくれたジュリーに
心から感謝します。
ありがとう、これからもずっと歌い続けて下さい。
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賀正

2009年01月05日 | 「レッスン日記」
明けましておめでとうございます。

2009年の幕開けです。
先行き不透明な社会情勢の中
今年一年どんな年になるか不安はぬぐえませんが
こんな時こそ気を引き締め前向きに明るく日々を過ごしたいと思っています。

今年もステップやコンクール・・・と
生徒さん達と一緒に挑戦していきたいと思っています。

今年一年、健康で元気に楽しく過ごせるといいですね。

宜しくお願い致します。
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