「読譜」を自分で出来るようになると、本当に楽です。
お母さんも、生徒さんも、私も・・・
レッスン中に「予習」をしないですみます。その「時間」をもっと別の事に使えます。
「音符」が読めないと・・・「宿題」を出すとき、一度「弾かせて」でないと、帰せません。いわゆる「覚えさせて帰す」という一番いけないパターンになってしまいます。
それなら、「予習」をしないで自分で読める「テキスト」を使えばいい、という事になります。
そうなんです。
只、学校の教科書も、小2の子でも小2の内容についていくのが大変な子がいるのと同じように、ピアノも「1」が終わったから「2」を渡していいか、というと、そうでないケースが多々あります。
その時は「1」と同程度の内容のテキストを数多くするしかありません。それをしないで「2」に行ってしまうととんでもない事になってしまいます。
「予習」の必要なレッスンをしてると、レッスン時間の可なりの「部分」が「一緒の譜読みタイム」になってしまいます。
「一音一音教え込むレッスン」は「音楽」をしてるというより「お勉強」のようになってしまい「音楽を楽しむ」という事とかけ離れてしまいます。
それにその方法だと、一週間に「2曲」位しか進めません。
年長のちゃんは、今「アドヴェンチャー」の「1」をメインにレッスンしてます。
毎週5曲は弾いてきます。
レッスン中の予習はしてないです。
新しい事が出てきたら、ピンポイントで説明するだけです。
それ以外に、メインテキストより少し簡単な「曲集」を持たせてます。直ぐ弾けるから楽しくていくらでも弾いてきます。
練習して来た曲を一緒に連弾したりして、私もとっても楽しいです。まさに「音楽」してます。
全員の生徒さんにこうなって欲しい!それが私の目標です。その為に試行錯誤してます。
ちゃんに、発表会の候補曲を渡しました、少し簡単すぎるかな?と思いましたが、試しに渡してみました。
A4サイズ一枚の楽譜だったはずですが・・・持ってきた楽譜を見て「?」と思いました。
コピーして、見開き1ページにして台紙が貼ってありました。
ちゃんのママは、いつも必ず製本をしてきて下さいます。
大きな声では言えないのですが、コピーをお渡ししたものも必ず表紙を付けて、お子さんが練習しやすいように、又私がレッスンしやすいように配慮してくださってます。
今回は、拡大して、横長の楽譜にして下さいました。
ちゃんは、小柄なので、「縦型」のですとちょっと見ずらいです。
これ、凄く感動しました!!素晴らしいです!!
他にも、素敵に製本して下さるお母さま達沢山いらっしゃいます。
いつも、本当にありがとうございます。