カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

「体験レッスン」最長時間更新

2010年02月24日 | 「レッスン日記」
年中さんの女の子の「体験」をしました。

ヤマハの幼児科に通ってらしていて、個人に代わろうかどうしようか悩んでいらっしゃる・・・という最近非常に多いお問い合わせ内容での体験でした。

体験の進め方はいつもと大差無かったのですが、ふと時計を見たら、なんと「一時間半」も経過してました。自分でもビックリしました。

「時間」を忘れるほど「盛り上がって」しまっていたようです(爆笑)

帰る頃には、そのお子さんがまるで「自分の家」のようにリラックスしてたのが可笑しかったです。

9ヶ月の赤ちゃんもご一緒でしたが、全く愚図らずに、一人で「ア~ア~」とずっとご機嫌でおしゃべりしてました。滅茶苦茶可愛かったです。

私としては、「教室に入会して頂く」という気持ちよりも、「個人レッスンがどんなものか」を判って頂けたらそれで十分、と思っています。

今回のお子さんも、大変しっかりしてましたので、無理に「個人」をお勧めする事はしませんでした。

後はお母様の判断ですね。

もう一年ヤマハに通うか、個人に代わるか・・・
難しい所だと思います。じっくり考えて頂きたいと思います。


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感動を分かち合いました・・・「道」

2010年02月24日 | 「大人の生徒さん」
幼稚園の先生を目指してる高3のSさんのレッスンでは、「男子フィギア」の話題で花が咲きました。

「日本人選手の演技に本当に感動しました!!」

と興奮気味に、目をキラキラと輝かせながら話す彼女を見て「素敵だな~☆」と思いました。

こうなったら弾くっきゃないですね・・・「道」

弾きながら彼女の方をチラッと見たら、目を潤ませていました。

それが、私にもビビーンと響いて来て、私も「目を潤ませながら」の演奏になりました。超盛り上がりました。

演奏後、二人の間に「感動」の余韻が何時までも残ってました。

18歳・・・こうゆう事を素直に感じることの出来る彼女は、本当に素晴らしいですね。

間違いなく、素敵な幼稚園の先生になれると思います。

今日から「女子」
「又、楽しみね・・・」と言いながら昨日のレッスンは終わりました。

私は「曲」に注目してます。


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「聴く」とやっぱり「違う」

2010年02月21日 | 「レッスン日記」
先だっての「コンクール入賞記念コンサート」を聴きにいってくれた生徒さん達のレッスンをしてみて、その「違い」を非常に感じました。

年長のKちゃんに「どうだった?」と感想を聞いたら

「音がとても優しくて綺麗だった。私の音は雑だと思った」

との、返答が・・・

ほー、「音色」に着眼したか、そこに気づいたか!と驚きました。年長さんにしては、凄い発見だったと思います。

Kちゃんは、習い始めて半年程ですが、「素質」を感じられる子です。お母様も大変に熱心で、家庭練習もきちんとして下さいます。

本人が、自分の耳で気づいた「音の違い」
これは今後大きな「力」になると思います。

小4のNちゃんは

「なんであんなに早く指が動くのか・・・」と驚いていたようですが,感化されたのでしょうね、いつもより滑らかに指が動いてました(笑)

Nちゃんも入会されて未だ一年経ってませんが、目覚しい進歩を遂げてる一人です。

とにかく、まじめに、私が言ったことをしっかり守って練習してきてくれます。まだまだ伸びると思います。

同年代の上手な子達の演奏を聴いて、良い意味で、刺激になったようです。これを生かしてあげたいです。

お休みの中、引率して下さったお母様方、ありがとうございました。でも、「聴いた」価値は十分あったと思います。


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高橋大輔 「道」

2010年02月21日 | 映画
高橋の演技・・・幾度見ても、いや見る度に大きな「感動」で胸が震えます。
彼の「表現力」は、正に「芸術作品」です。

「音楽」も素晴らしかったですね。

「道」(1954)
イタリアを代表する巨匠「フェデリコ・フェリーニ」の作品です。

彼の作品では、あの「ひまわり」の「マルチェロ・マストロヤンニ」と「男と女」の「アヌーク・エーメ」主演の「8 1/2」が強烈な印象として残っています。
Myベスト・ムービーの一つです。

そして、音楽の「ニーノ・ロータ」

彼は、クラシックの作曲家ではありますが、「映画音楽」ではあまりにも有名です。

「ゴット・ファーザー」
「ロミオとジュリエット」
「太陽がいっぱい」etc・・・

いずれも、映画史に残る名作です。

手持ちの楽譜を探しました。
ありました。

「Screen Music Best 100」に載ってました。

弾きました。
ニーノ・ロータ独特の「物哀しい」旋律に、あの高橋の演技が被り、弾いていて体が震えて来ました。

「道」は「大道芸人」を描いた作品です。
そういえば、高橋の「振り」に、それを彷彿させる箇所が幾つかありましたね。

このような和訳が付いてました。

何気なく過ぎていく暗い定めの雲よ、おおジェルソミナ
うらぶれて男は叫ぶ
その名こそ、今はなき優しい面影
雨風に打たれて流れの旅路に
つれない男に尽くして
その果てに捨てられた道端の花

高橋大輔が何故この曲を選んだのかは判りません。
只、演技終了時の彼の表情に、この作品に通じる「深い、深い何か」を感じました。

お母様方、コピーします。是非弾いてみて下さい。


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「赤ちゃんと一緒に・・・」

2010年02月18日 | 「レッスン日記」
3歳のK君が、初めて「赤ちゃん」と一緒に来ました。
いつもは、おばあちゃまに預けて来るのですが、おばあちゃまに御用事がおありだったとか・・・

生後4ヶ月の「赤ちゃん」を近くで見るのは実に久し振りでした。

あやしたら、笑ってくれました!!
もう判るんだ!と思ってビックリしました!!
なんて、可愛いんでしょう~、大感激でした。

そして、K君・・・

いつもは、ママのお膝に座ってレッスンを受けてるのですが
昨日は、そのお膝の上には「赤ちゃん」がいました。
一人でするしかないですよね、、、立派に出来ました。

「あ~お兄ちゃんなんだな~」と思いました。
いつもと全然違いました(笑)

これだったら、「赤ちゃん」を一緒に連れて来て貰った方がいいな、と思いました。
お母さんはちょっと大変かもしれませんが。


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大人の生徒さん・・・「目標は幼稚園の先生」

2010年02月17日 | 「大人の生徒さん」
4月から「大学生」になるSさんは、幼稚園の先生を目指しています。
ピアノは一度もやった事がないです。
幼稚園の先生にピアノは必修ですよね・・・で、入会されました。

清楚で、とっても可愛いお嬢さんです☆

私が思ったことは・・・

「楽譜」とにらめっこして、「歌の伴奏をする」というレベルでは無く、自由に伸び伸びと弾けるようにさせてあげたい。子供達の好きな曲をサラっと弾いて、聞かせてあげられるようにさせてあげたい、という事です。

「現場」で毎日「幼児さん」に接し、「音楽の素晴らしさ」を教えられる位置にいられる訳です。「ピアノが上手な幼稚園の先生」になって欲しいな、と思いました。

実際レッスンを始めて、「視唱」をしてもらいましたが、「声」がとても「細い」です。
幼稚園の先生は「大きな声」、というよりも「通る声」が必要だと思います。それで「発声練習もしましょうね」と言いました。

又、「絵本を読む」事も多いです。「聞いて貰える楽しい読み方」・・・これは、私の「芝居」の経験からいくらでもアドヴァイス出来るので、そんな事も一緒にやりましょうね、とお話ししました。

そんな話しをしていたら、なんだかとっても楽しくなってきました。

4年間あったら「十分」です。

彼女の「夢」がに向かって、共に歩みたいな、と思いました。



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「経験者の体験レッスン」

2010年02月16日 | 「レッスン日記」
「春の体験レッスン」の時期になってます。

私の教室にみえる方は
「初心者」と「経験者」の割合が大体「6:4」ぐらいです。

「経験者」の方の殆どが、「ヤマハ」や「他の教室」からの移行を考えてらっしゃる方で、それ以外は「引越し」されて来た方です。

「経験者の体験」で絶対に外せないのは「ワン・ポイントレッスン」です。

小2の女の子が、ヤマハのグループから個人に移ろうかどうしようか悩んでいらっしゃいました。

3曲弾いてもらいました。以外に(?)弾けてました。
でも、その演奏は、正直言って、只「鍵盤を弾いてるだけ」のものでした。

聴きながら、どのようにアドヴァイスをしようか考えてました。
2年生にしては大変しっかりしたお嬢さんでした。それは、「会話」の中で判ってました。
ある程度の事を要求しても出来る、と思いました。

私のちょっとした言葉がけで「演奏」が見違えるようになりました。
それは、そのお子さんの「潜在的」に持っていた「力」にも因ると思います。

本人に感想を聞いたら「凄く上手になった気がした」と言ってました。

お母様からは

「やさしい言葉でコツを教えていただき、とても理解しやすかったと思います。
先生のアドバイスを頂いてすぐ曲の雰囲気が変わったのに大変驚きました。
体験レッスンでこれだけ変わるのなら、まだまだ楽しみだな・・と親としては思っています。」

というような内容の感想を頂きました。

「移行」を考えてらっしゃる方には「違い」を判って頂く事がポイントです。
今習ってる所と「同じ」だったら、わざわざ「変わる」必要はありません。

でも、それは「生徒獲得」の為の私自身のパフォーマンスであっては決していけないと思ってます。

こちらからは「提示」させて頂くだけでいいんです。
「こんな風に変わる事も可能です」という事をやんわりとお伝え出来ればいいと思っています。

決めるのは、お母様であり、本人です。

「体験」は文字通り「体験」です。
「体験」を通して「知ってもらう」事です。

それは、「教室」の事だけでなく、広く「音楽」を・・・「ピアノを習うとはどうゆう事か」を知って頂く機会です。
その為に、一時間以上の時間を費やしてコミュニケーションを取るんです。

私の気持ちの根底にあるのは、「この生徒さんにとってどうしたらベストか?」と言う事です。「ピアノを続けていく上でどんな形をとったらいいか?」を一緒に考えることです。

その女の子は、お友達の沢山いる「グループ」を辞めたくない気持ちもあるようです。
賢いお嬢さんですので、このまま「グループ」でも問題ない、という事はお話し致しました。

「体験レッスン」で色々な方にお会い出来る事は、大変楽しいですし、自分自身の勉強にもなります。
「体験レッスン」大好きです☆


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「EXILE」・・・「道」

2010年02月15日 | 「舞台・観劇・コンサート」
「EXILE」の曲の演奏依頼がありました。

私は、「EXILE」の曲は全くと言っていい程知りません。
只単に興味が無かったからです。

過去に一度だけ弾いた事はあります。
その時は「エイベックス」の関係者で大半が占められる場でのソロでした。

そこで、一度も聴いた事の無い「道」を初見で弾く、という大それた事をやる羽目になってしまいました。今思い出しても大汗の体験でした(笑)

今回は、しっかり準備しました。

楽譜を揃えて、練習している内に、「あること」に気づきました。
それは、彼らの曲は大変に「シンプル」だという事です。

昨今流行ってる、なんだか「字余り」で、やたら「転調」が多く、ゴチャゴチャして意味不明(?)な曲とは全く違いました。

メロディーラインは実に「シンプル」ですが、非常に美しく、心にスーット溶け込んで来ます。

ですから「ピアノ一本」でも十分に映えます。

同じ楽曲でも「ピアノ・バージョン」や「オーケストラ・バージョン」等もありましたが、元の楽曲が良いから、いかようにもアレンジが出来ます。

そ・し・て、それに劣らず「歌詞」も最高です。

「わ~こんなに良い曲があったのだ!」と、「食わず嫌い」をしてた日々を、惜しかったと思いました。

中でも極めつけは「道」です。

この映像は、TAKAHIROが、涙で歌えなくなったライブでの映像です。



http://www.youtube.com/watch?v=1XKOpUEws8A



幾度見ても涙が溢れます。

歌手が「感極まって」歌えなくなるシーンは良く目にしますが、これは、本当に「本物」です。「重み」が違います。

見てる内に、私は「TKAHIRO君」の「母親」のような心境になっていました。

この子が、どのような生い立ちで、どのような「道」を歩んできたかは全く知りません。
でも、少なくとも、この「ビック・グループ」の一員になってしまった事は、「喜び」より、「苦しみ」の方が多かった筈です。
恐ろしい程の「重圧」に耐えて来たでしょう。

「本当に良く頑張ったね・・・」そんな事を思うと又涙が溢れてきます。

勿論、彼を支えたメンバーの一人一人にも感謝の気持ちで一杯になります。

「運命のヒト」
「ただ・・・逢いたくて」
「We will」
「僕へ」

素晴らしい曲と沢山出逢えたこと
そして、それらを演奏できた事に心から感謝しています。

か・な・り 出遅れましたが、今「EXILE」に夢中です。
姪っ子がよくライブに行ってるというので、今度絶対連れてってもらいます!

お母様たちの方がきっと詳しいでしょうね
「楽譜」色々ありま~す☆是非、弾いてみて下さい。


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「コンクール入賞者記念コンサート」

2010年02月15日 | 「PTNA」関係
昨年の「ピティナ」「埼玉」「楽器店」主催の各コンクールで入賞した生徒さん達の記念コンサートに行ってきました。

「ピティナの全国大会」で賞をとった子も何人か含まれていましたが、上手な子達ばかりの中でも、その「力」の違いがはっきり判りました。やはり「ピティナ」は核が違います。

一番目を引いたのは、小1の女の子。
彼女は、舞台に現れた時から、既に「オーラ」を放ってました。
素晴らしいドレスを体の一部のように着こなして、奏でる「音楽」は聴衆を魅了しました。ピアノが小さく見えたぐらいです。

知り合いの先生達にも沢山お会いしましたが、なんと彼女を指導してる先生は、いつも「ワークショップ」で一緒の先生でした。
「あの子は最初から違ってた」と言ってましたが、それだけの「原石」を持った生徒を指導するのは別の意味で大変だろうな~と思いました。

ショパンの「華麗なる大円舞曲」「幻想即興曲」
ベートーベンのソナタ「悲愴」

難曲が次々披露されましたが、小さな手で、見事に弾きこなしてました。男の子も非常に多かったです。

私は、女の子より、男の子の演奏に「好感」が持てました。

女の子の場合は、余計なパフォーマンスが多いようです。
本人は「陶酔」して弾いてるのでしょうが、体や腕の使い方にそれが現れ、結果、それが無駄な動きになり、演奏にマイナス要素になってしまってるようです。

その点男の子は「自然体」です。
「力み」がありません、余計な「自己主張」もありません。
実に「素直」に弾きます。だから「音色」もとても綺麗です。
「姿勢」もいいです。「黙々」と弾きます。
それでいて、「ここ一番」という所で「聴かせてくれます」
今後楽しみな子が沢山いました。

当教室の生徒さんも何人か聴きに来てくれました。
良い意味での「刺激」になったと思います。


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教本の変更

2010年02月12日 | 「レッスン日記」
生徒さんに与える「教本選び」は非常に神経を使う部分です。

勿論、メインとするテキストは幾つか有りますが

「上」が終わったから次は「下」
「1」が終わったから次は「2」・・・と
単純に決めてしまってもいいものでもありません。

今この子に一番必要なのはどの教本か?という事を
しっかり考えて渡します。

そうやって渡しても、途中で変更した方がいい、と思う事も稀にあります。

「教本」の変更は「勇気」の入る事でもあります。
せっかく買っていただいた本を最後迄使わないのは申し訳ない気もします。

でも、決断は早い方がいいと思います。

4年生のAちゃんは、とても良く練習してきてくれる生徒さんです。

でも、「2」が全く問題なかったので「3」を渡したら
なんだか苦戦してました。

その新しいテキストがとても弾きづらいようでした。
練習してる子なのに、どうしてかな?と思いました。

簡単に言ってしまえば、その本との愛称が悪いという事です。

「2」迄は良かったのですが、「3」は悪かったようです。
そうゆう事ってあると思います。

レッスンする上でそのテキストにこだわる必要は全くありません。
「愛称」が悪かったら、良いものに変えてあげればいいんです。

テキストは山のようにあるのですから・・・

それで、渡した楽譜は「3」よりも、内容のずっと高度なものでしたが,4年生のAちゃんにはフィットしたようです。

難しい楽譜になったのに、逆に弾けるようになりました。
(喜んで弾くようになりました)

お母様には、きちんと事情を話して変更を致しました。

そのお母様から

「今の本が合ってるようです。前より良く練習しています。
教本を変えて頂いて良かったと思います」とのお話しを頂きました。

上手くいったようです(笑)

「替える」という事は、「良くなる為に変えるんです」

まあ、「初級段階」では滅多にないことですが
教本の途中で終了する事もある、という事を
御父兄の皆様にはちょっと頭に入れておいて頂きたいと思いました。


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