本校では年3回、不測の事態に対応できるようにするために様々な状況を想定したシミュレーション研修を実施しています。10月28日(木)は持久走大会で不測の事態が起きたという想定のシミュレーション研修でした。
まず、養護教諭からAEDトレーニングキットの使い方や今日の研修での状況の説明について話がありました。
今日は持久走大会で折り返し地点を折り返した直後に倒れたという設定で行いました。
あらかじめ用意された流れの通りに各持ち場で、それぞれがてきぱきと動きました。倒れた児童には意識、呼吸を確認後、それらがないということですぐに心肺蘇生法が施されました。
100回/1分のペースで30回行います。案外、重労働なのでどんどん人が交代していきます。また、混乱を避けるため、状況を他の児童や見学者から遮るようにブルーシートで囲っています。
救急車が到着して、養護教諭が概要を説明するという想定を行いました。保護者にも連絡、確認が取れ、救急車への同乗者も確認し、一連の流れが終わりました。この後、反省会を行い、全員から意見を聞き、より良い形に修正して、職員集会で再度確認しました。学校は「安心・安全」でなければなりません。そのためには、不測の事態でも普段のように動けることが必要です。このような研修を行い、心構えを作っておくことが大切であると考えています。