神泉小学校ブログ

学校の様子を伝えます。

シミュレーション研修

2021-04-26 18:07:32 | 神泉の自慢の授業

 私たちは春季休業中も職員会議を行い、研修に取り組んでおります。4月5日(月)には緊急対応シミュレーション研修の1回目を行いました。今回は図工の授業中に児童が意識を無くしてしまうという状況の研修を行いました。

まず養護教諭がAEDの場所、使い方について説明しました。本校の場合は、体育館と職員室にあるのですが、型が違うので使用方法をしっかり理解してほしいという話がありました。

 

次に実際の動きについて全職員で行いました。職員室、各教室に待機し、通常の授業中のシチュエーションで行いました。児童が意識を無くした後、隣の教室や職員室に連絡をして助けを呼ぶ者、心肺蘇生をする者、保護者へ連絡する者、救急車を呼ぶ者、それぞれが役割をしっかり行う訓練を行いました。

 

 10年前、さいたま市で持久走練習の後、小学校6年生の少女が亡くなりました。その時に、AEDがうまく使われず、問題となりました。この後、かけがえのない命を救えるようにと亡くなった少女の名前をつけて「アスカモデル」という救命法のテキストが作成されました。そのテキストを基に、各自治体や学校ではより実践的な研修を行うようになりました。本校でも、2回目は水泳、3回目は持久走と毎年3回シミュレーション研修を行っています。訓練で大切な事は、有事の時のような意識で行動するということです。私たちは子供達の命を預かっています。その命を守ることが教師としての使命の一つです。そういう意味で今回の研修はとても有意義でありました。


1年生を迎える会

2021-04-20 16:54:04 | 神泉の自慢の授業

 4月12日(月)に1年生を迎える会がありました。児童会が中心となり、2人の新入生を優しく迎え入れてくれました。朝自習の本の15分間でしたが、心のこもった大変良い会でした。

6年生が手を引いて体育館まで連れてきてくれました。

 

6年生のMさんとRさんの司会でした。4年生のJさんの始めの言葉で会が始まりました。

 

一年生も緊張しているのか、大変良い姿勢でした。

 

この後、6年生のHさんが指揮で神泉小の校歌を歌いました。

 

児童会長のNさんが新入生へお祝いの言葉を贈りました。

 

2年生のSさんとTさんがプレゼントをあげました。もう立派なお姉さんでした。

 

校長先生から新入生と在校生に向けてお話がありました。神泉小学校良いところであるみんなで協力して何かをやる事や上の学年が下の学年にとてもやさしい事をお話しくださいました。

 

最後に5年生のSさんが終わりの言葉で会が終わりました。

 

 短い中にも在校生たちはこの日のために一生懸命練習をしてきたことがよくわかる会でした。なぜ、一生懸命練習したのでしょうか。それは、新入生を気持ちよく迎えてあげようとする在校生の「こころ」があったからだと思います。上の学年が下の学年の事を考えて行動する。下の学年が上の学年を慕う。この「こころ」が大切なのです。こういう会を見ても神泉小学校の良き伝統が垣間見えています。

 

 

 

 


第1学期始業式

2021-04-17 14:01:33 | 神泉の自慢の授業

 令和3年度の第1学期が始まりました。修了式から、2週間あまりしかたっていないのですが、不思議なもので子供ったちはもう1つ上の学年の顔や態度になっています。特に6年生はその自覚が強く、校旗の掲揚や通学班の登下校でも積極的に働いてくれています。心の変化が行動にあらわれているのですね。さて、入学式に先立って、始業式がありました。児童は素晴らしい姿勢で校歌を斉唱し、校長先生のお話に耳を傾けていました。

 

司会のA先生の号令で式が始まりました。

 

校歌斉唱です。少ないながらも一生懸命歌っていました。

 

 その後は校長先生のお話がありました。本校の学校目標である「かしこく やさしく たくましく」について具体例を出して分かりやすい言葉でお話しされました。そして、この話を家に帰って、おうちの方々に話してほしいと伝えました。

 

式が終わった後、担任の発表と先生方の紹介がありました。

 

 「心機一転」という四字熟語があります。「何かがきっかけとなって望ましい精神状態になること」です。子供たちにとってのきっかけは「進級したこと」に間違いありません。今、子供たちはやる気いっぱいです。そのやる気を持続させられることが私たち教職員やご家庭での大切な仕事だと思います。ノートも最初のページはていねいに書きます。消しゴムを使う時も最初に切り刻むことはありません。この初心の気持ちを子供たちにずっと持たせられるように私たちも努力していきますので、ご協力をお願いいたします。


令和3年度入学式

2021-04-14 18:23:20 | 神泉の自慢の授業

 令和3年度が4月8日(木)に始まりました。始業式(始業式については次回に)の後、入学式が行われました。今年度は2名の新入生を迎えました。コロナ禍の中での入学式は2度目です。去年と違うところは会場づくりを2~6年生が心を込めて準備してくれたところです。4月5日(月)に花を飾ったり、掃除をしたり一生懸命働いてくれました。その動きに新入生への「こころ」が見えました。

 

開式の言葉に続き、国歌と校歌の斉唱がありました。教職員も心を込めて歌いました。

 

担任のA先生の呼名で教科書授与が行われました。呼名の時には2人とも大きな声でしっかりと返事ができました。

 

この後、校長先生から入学のお祝いの言葉がありました。「世界で一番有能な教師よりも、分別のある平凡な両親や祖父母によってこそ、子供は立派に教育される。」というフランスの思想家ジャンジャック=ルソーの言葉を引用し、「子供の優しさは、家庭で育まれた資質が学校という場で発揮され、それが繰り返される中で身に付いていくものだ。」ということを話されました。また、この地域は「子供たちは地域の宝」という温かい考え方があり、「学校・地域・家庭」の連携が整っている学校であるという話をされました。

 

入学式後、写真を撮りました。去年は入学式の当日に同じクラスになる2年生と写真は撮れなかったのですが、今年度は撮ることができました。2年生もお姉さんらしさを発揮していました。

 

 

 3月に6名の6年生が卒業し、1名が転校しました。そして2名が入学しました。今年度は全校児童16名のスタートになりました。今年も埼玉県で一番児童数の少ない学校になります。しかし、呼名の時の返事や入学式の時の態度を見て、ハキハキとした1年生に教職員は目を細めてうなづいていました。神泉小での6年間に勉強や運動、各種行事に一生懸命取り組み、これからの未来を生き抜く逞しさを身につけていってほしいと思います。

 保護者の皆様、地域の皆様、今年度も学校行事や奉仕作業等でお世話になります。今年も本校への変わらぬご支援、ご協力をお願いいたします。