神泉小学校ブログ

学校の様子を伝えます。

なかよし遠足②

2021-05-31 19:18:35 | 神泉の自慢の授業

 さあいよいよ、なかよし遠足最大のイベント「ニジマス釣り」です。お店のオーナーのAさんが釣り方の説明をしてくれました。

 

釣りが始まりました。ここでも、神泉小の良い所がよく出ていました。高学年が低学年に釣り方を教えたり、餌をつけてあげたり、釣れた魚をはずしてくれたりしていました。ほのぼのとした良い風景でした。

  

 

 

 

「やったー。つれた!」

 

 

釣った魚を囲炉裏で焼き、あつあつの焼き魚を食べました。とてもおいしかったようで、皆頭からしっぽまでバリバリ食べていました。

 

 

その後は川遊びをしました。裸足で感じる水の冷たさに歓声があがっていました。

 

 

楽しかった遠足もいよいよ終わりに近づきました。もう一度最初の集合場所に並んで今日1日私たちをもてなしてくださったAさんにお礼を言いました。

 

 

20分後、バスやタクシーに分乗して学校につきました。子供たちの感想発表や教頭先生からの話を聞いて解散になりました。

 

 

 今年は最後まで雨にたたられず、計画通り実施することができました。子供たちには忘れられない思い出になったと思います。でも、この行事は、家庭で家族の健康観察をしていただいたり、Aさんのようにわざわざ休業日にお店を開いていただいた地域の方のご協力があって行えたことを私たちは忘れていません。子供たちの事を思う気持ちは同じだと感じております。コロナ禍の中ですが、これからも今年度様々な行事が行われると思います。その際はまたご協力をお願いいたします。

 


なかよし遠足①

2021-05-26 14:58:25 | 神泉の自慢の授業

 5月12日(水)はなかよし遠足でした。昨年度はコロナ禍のために、延期になり、10月に体験学習として行いました。しかし、今年は万緑の大神山を背にして、出発式を行い、16名の子供たちと私をぬかした教職員9名で出かけました(教頭は荷物運びで自動車です)。

出発式は高学年が中心になって行いました。①神泉の自然にふれよう。②集団での行動を意識し、みんな仲良く楽しもう。の2つの目標を立て、出発しました。

 

 

 

多目的施設の南の道を通り、レストランパニーノガーデンの前を通り、鬼石の道の駅の前の最初の休憩所までみんな頑張りました。

 

 

 

やっと一休み。15分後に出発しましたが「オーッ!」の掛け声もまだまだ元気です。

 

 

山道に入りました。勾配があり、1年生は苦しいかなと思いましたが、元気に歩いています。そして、2回目の休憩場所の地滑り防止トンネルまでやってきました。皆、興味津々で、真っ暗なトンネルを眺めていました。

 

 

さあ、もうフィッシングパークまで休憩はありません。途中、フィッシングパークを示す看板があり、もう少しだと確認できるのですが、最初の看板はフェイントだそうです。そこから、距離があるのです。さすがに、みんな疲れました。列がかなり長くなり、差が出てきました。

 

 

やっと着きました。水筒の飲み物が一段とおいしいですね。よく頑張りました。全員で到着の記念写真を撮りました。

 

 

 当日は天気にも恵まれ、山の素晴らしい空気を存分に浴びることができました。最近は、子供たちもインドア派が多くなり、運動量が減っているように感じますが、神泉小学校伝統の「なかよし遠足」は山道を歩くのでかなりの運動量があり、子供たちにはきついと思います。しかし、みんなで声をかけ合って、上の学年が下の学年を面倒見、全員が歩き切る達成感は何事にも代えがたい経験だと思います。まさに「やった。できた。みんなでのびよう。」を実践できる良い行事です。

 

 

 

 


人権講話

2021-05-18 15:59:16 | 神泉の自慢の授業

 5月10日(月)に校長先生から人権講話していただきました。「脳の引き出し」というテーマから「人権」に関わる話をしていただきました。

 

計算する引き出し、かたちを認識する引き出し、読んだり聞いたりする引き出し等いろいろな引き出しがあり、人により開く速さに個人差があるということでした。

また、速さだけでなく引き出しが開いた広さ(開き具合)にも個人差があり、その広さが人の心の大きさにつながっているそうです。「我慢すること」「ゆるしてあげること」「そうだんすること」等が他人と付き合う上で大切な引き出しですが、これらの引き出しの開き具合が開きづらいと人と付き合いづらいそうです。

 

でも、そういう人には「ありがとう。」「一緒にやろう。」「だいじょうぶ。」という「魔法の言葉」をかけてあげると良いそうです。すると、脳の中からセロトニンという物質が出て気持ちがよくなり、引き出しが開けづらい人も脳の引き出しが開けやすくなるのです。同時に、魔法の言葉をかけた人も一緒にセロトニンが出て気持ちがよくなります。だから、「魔法の言葉」をお互いにかけ合えば、みんな気持ち良く、相手のことを思いやる生活ができるのですとお話しされました。

 

 本校の学校研究のテーマは「個性に寄り添い、みんなで伸びるいずみっ子の育成」であり、めざす学校像の中には「わかった できた みんなで伸びよう」というように「みんなで伸びる」という言葉が入っています。みんなで伸びるためには友達の事を理解していなければなりません。そのためには絶えず、言葉をかけ、対話する必要があると思います。本校では対話の場面を数多く設定し、相手の考えを理解する授業を行っています。そのことがお互いのよさや違いを認めることにつながり、「みんなで伸びる」ことにつながっていると考えているからです。一人ひとりの個人差を認め、思いやりを持って友達と生活すること、今回の校長先生の講話にもつながっていると思います。

 


児童集会(代表委員会、各委員会の紹介)

2021-05-14 15:39:59 | 神泉の自慢の授業

 4月28日(水)に児童集会がありました。4月に1学年進級して約1ヶ月、新しい代表委員会が始まりました。代表委員会は3年生から6年生までの代表委員8人で構成されています。主に学校行事を中心になって企画実施し、学校の中枢を担う組織です。

 

司会は6年生のRさん、Mさんと3年生のSさんでした。はっきりした声で進行ができました。

 

最初に児童会役員を紹介しました。児童会長のNさんから自己紹介をしました。

 

次に代表委員が自己紹介を行いました。

 

その後、委員会の紹介を行いました。最初は放送委員会です。朝、必ず職員室に来て今日の予定を確認し、内容を確実に伝えてくれています。

次は保健給食委員です。毎朝の健康観察簿配り、毎日の給食の献立書きをしています。

次は図書掲示委員です。子供たちがたくさん読書をする取り組みや学校環境が良くなる掲示を行っています。

 

次は体育委員です。毎朝、放課後体育館と体育小屋の開け閉めを必ずやってくれています。また、運動会で活躍する予定です。

 

最後は飼育園芸委員です。ウサギの「くろまめ」の世話を毎日忘れずにやってくれます。

 

6年生のRさんがしっかりと会を閉めてくれました。

 

 通常の規模の学校であれば、児童会の企画実施は高学年が中心になるのですが、本校の場合は中学年から参加しています。そういう意味では早いうちから学校を動かす経験ができ、子供たちは、大きく成長できると思います。これも学校経営方針にある小規模校の特徴を生かした「パワーアップ複式学級」につながっていると思います。

 

 

 

 


交通安全教室

2021-05-11 18:50:04 | 神泉の自慢の授業

   4月23日(金)は青空の下、役場の交通安全指導員さんと児玉警察署交通課の署員さんたちによって交通安全教室が開かれました。まず、1・2年生が2時間目に交通ルールの確認と道路歩行の実技を、3・4年生が3時間目に自転車の安全な乗り方の実技と交通標識の近いと事故防止について勉強しました。

1・2年生は指導者の人たちの話をよく聞いていました。手のあげ方横断歩道の渡り方がしっかりできました。

 

この後は実際の道路でグラウンドでやったことを実践しました。やや緊張気味でしたが、教わったことをしっかり行うことができました。

 

3・4年生は自転車の基本ルールを学びました。自転車は交通標識にしたがって乗らなければならず、またルールがたくさんあることを知ったようです。今までに自分がやってこなかったことがたくさんあったようでした。

 

半日間、お世話になった方々にお礼を言いました。大変お世話になりました。

 

 小学生の死亡原因の第一位は「不慮の事故」です。不慮の事故のなかでは交通事故が一番多いようです。交通事故死は2010年は年間約5000人いましたが、去年は2839人とかなり減ってきました。しかし、まだ年間50万件近くの交通事故が1年間に起こっています。本校は交通量の少ない地域ですが、本校を取り巻く2つの道路は、建設資材を運ぶダンプカーの往来が多いように感じます。ひとたび事故になれば大惨事につながる危険があるのです。今回の交通安全教室では関係の方々から、丁寧な実技指導や分かりやすいお話によって、子供たちの心に安全への関心や自分の身を守る心構えを植え付けていただきました。ありがとうございました。これからも、本校の教育活動へのご理解とご協力をお願いいたします。