7月20日(火)は第1学期の終業式でした。子供たちは体育館に静かに入場し、式が始まるまで整然と待っていました。こういうところにも、普段の指導がしっかり入っていると感じました。教頭の開式の言葉で終業式が始まりました。
校歌斉唱の後、「1学期をふり返って」を題に、各学年代表の児童が作文を読み上げました。具体的によく書いてあり、子供たちが「分かった、できた」という裏には家庭や地域、教職員の姿が垣間見れました。
その後、校長先生からのお話がありました。今回は3年前に来校したパラリンピック槍投げの山﨑選手についてのお話しでした。山崎選手は今回のパラリンピック東京大会でも日本代表に選ばれたそうです。山崎選手は生まれつき手首から先がない状態で生まれてきたそうです。でも、手首がないから皆と同じことはできないと悲観的にはならず、どうやったら皆と同じことができるのかをいつも考えていたそうです。そして、何かで自分は世界一になることを心に決めて努力してきたそうです。その時にいつも目標にしていたことは「今日は昨日の自分よりも強くなっている」「今日が史上最強の自分」であるようにしてきたことでした。その結果、今回のパラリンピックの代表を射止めることができました。夏休みにはぜひ、テレビでオリンピック、パラリンピックを見て、選手を応援してほしい、というものでした。
新型コロナウィルス感染症もデルタ株は感染力が強く、今までは大丈夫であった小学生や中学生にも感染しているニュースをよく聞きます。でも、今までのように手洗い、マスクの着用、ソーシャルディスタンス等を行うことが感染防止の基本であることは間違いありません。今年は去年よりも長い夏休みになります。どこかに出かけたり、人と会ったりする機会も多くなると思います。その時には、「新しい生活様式」を徹底し感染防止に取り組み、制限がある中ですが良い思い出を作ってもらいたいと思います。保護者の皆様、地域の皆様、1学期間大変お世話になりました。2学期もまたご協力をお願いいたします。