犬侍9/9：疑問編

亀殿、なぜ人間はそのようなもの
拙者に向けるのでござろう。
その赤い光、あまり好きではござらん。
それに、



拙者の仕事は用心棒でござるよ。

無花果とラジオ体操

こんばんは、　でございます。

この日は、スーパーで金時芋とサンマの他に
無花果を買ったのでございます。
田舎者なので、有難い事に余り無花果というものを
昔は買ったことがなかったのでございますが
街のスーパーではこのように小奇麗な無花果が
売っているのでございますねぇ。

オラのイメージする無花果の木というのは
今の改良された背の低い木ではなくて
ラジオ体操のグランド（保育園）へ抜ける裏道に
ある大きな木なのでございます。

まだ蚊が出てこない早朝、
木に生ったまま弾けた無花果の実の独特の匂いと
それに誘われる虫の羽音
体操が始まるとき、虫はいないのですが
体操が終わって帰る頃になると、
まるで時計を持っているかの如く
虫の羽音が聞こえるのでございますねぇ。
帰りは怖くて、その木の下をダッシュで帰ったものでございます。

お蔭で小さい頃は、イチジク＝虫という連想を
拭うことができず、余り食べた記憶がございません。

今は大好きなのですが、もう周りに木を持っているお宅が
なかなかありませんですねぃ。
きっとこの辺りの畑も整備されたから
無花果や桃の木陰に、葉物の野菜を植えるという
歪な地形が為せるテクニック
も必要ないのかも知れませんです。　　　by