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荒川静香だけが見せた別次元のパフォーマンス、その残像が焼きついたまま、兵庫県立美術館【山田脩二の軌跡ー写真、瓦、炭】に向かった。山田脩二はいわば多次元パフォーマー。その日は安藤忠雄と山田脩二のトークショーの特典付きだった。この内容はほとんど活字化不可能。
脩二さんとお会いする時は酒の席、あるいは酒を飲まれていることが多い。坊主頭をさすりながら下らないダジャレを連発する。そしてみんなの反応を見回すように視線が宙を泳ぐ。こちらが笑うとすごく満足そうなお顔。こんな愛くるしさでいつも接していただき、偉ぶるところ微塵もない。篠山紀信や磯崎新、伊東豊雄、安藤忠雄を向こうにまわしても変わることもない。3月17日には田中泯さんが展示会場で踊るという。
さて脩二さんの活動の軌跡を眺めては感心するばかりだった。早熟な視線と決断。判断の早い人に多い飽きっぽさもない。普段接する脩二さんと写真、言動と制作は完全に一致しているんだということを改めて感じることが出来たように思う。脩二さんは「この世に建築家なんかいらない」と冗談だかなんだかわからないように仰る。これもパフォーマンスだろうが本音だろう。
展覧会図録に多木浩二さんがとてもいい文章を書いておられます。購入可能です。
山田脩二の軌跡-写真、瓦、炭...展 図録申し込み
脩二さんとお会いする時は酒の席、あるいは酒を飲まれていることが多い。坊主頭をさすりながら下らないダジャレを連発する。そしてみんなの反応を見回すように視線が宙を泳ぐ。こちらが笑うとすごく満足そうなお顔。こんな愛くるしさでいつも接していただき、偉ぶるところ微塵もない。篠山紀信や磯崎新、伊東豊雄、安藤忠雄を向こうにまわしても変わることもない。3月17日には田中泯さんが展示会場で踊るという。
さて脩二さんの活動の軌跡を眺めては感心するばかりだった。早熟な視線と決断。判断の早い人に多い飽きっぽさもない。普段接する脩二さんと写真、言動と制作は完全に一致しているんだということを改めて感じることが出来たように思う。脩二さんは「この世に建築家なんかいらない」と冗談だかなんだかわからないように仰る。これもパフォーマンスだろうが本音だろう。
展覧会図録に多木浩二さんがとてもいい文章を書いておられます。購入可能です。
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