HP管理人の独り言 リメイク版

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2倍近くの脂が乗っている「松輪の地キンメダイ」!

2013年01月04日 | 日記

 眼が大きく、瞳孔が金色をしている所からこの名が付きました。 しかも胴体の色が真っ赤な所から祝料理にもタイの代わりに使われています。 旬は最も脂が乗った冬ですが、四季を通じて良く脂が乗っているため、煮物にすると特に美味です。 関東では、何と言っても松輪で獲れる「地キンメダイ」が“松輪のサバ”と並び有名で、鮮度が良くて最高です。 松輪の地キンメダイの漁場は、東京湾から流れ出す栄養豊富な東京湾系水と、沖合いを流れる黒潮から波及する暖かい黒潮系水が丁度ぶつかる辺りで、海の栄養塩を糧にプランクトンが多く発生し、それを餌とする小型の魚類や甲殻類がその種類・量共に多く分布しています。 松輪の地キンメダイは、これらの豊富な餌を食べているため栄養状態が良く、脂が乗って美味しい訳です。 刺身で食べると、脂が身の中まで均等に含まれてトロっと甘く、しかも上品です。 煮魚にすると、この脂が浮き上がり、煮汁全体を絡めるようにして溶け出し、身はほろっと白身のわりに濃厚な旨味を持っています。 他にはシャブシャブにしても美味しいですよ。
 ちなみに、栄養素はコラーゲンの他、良質の蛋白質を含有しており、脂肪もDHA、EPAを多く含有しており、エネルギーの高い魚です。