HP管理人の独り言 リメイク版

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家庭で簡単に作れる「カスピ海ヨーグルト」!

2013年01月16日 | 日記

  「カスピ海ヨーグルト」は、京都大学名誉教授がヨーロッパ東部の「カスピ海」と「黒海」に挟まれた「コーカサス地方」から日本に持ち帰ったことにより日本に広まったと言われているヨーグルトです。 カスピ海ヨーグルトは、通常の乳酸菌とは異なって20℃~30℃という低い温度で増えるため、特殊な器具などを使わずに、牛乳から手軽に作りやすいことと、酸味が穏やかなことが人気となった理由のようです。 カスピ海ヨーグルトの最大の特徴である「粘り」成分の秘密は、その菌にあります。 カスピ海ヨーグルトの種菌は「クレモリス菌」、「アセトバクター菌」という2つの菌によって作られています。 「クレモリス菌」は乳酸を作る乳酸菌ですが、粘りの元になる粘性多糖類を多く作り出します。 この粘性多糖類がカスピ海ヨーグルトの粘りや口当たりの元になっています。 「アセトバクター菌」はヨーグルトの品質上の特徴にはほとんど影響しませんが、家庭で繰り返して作る場合の安定化に役立っているようです。
 ちなみに、カスピ海ヨーグルトには、乳酸菌などによる殺菌作用が働いたり、アミノ酸やビタミン類が豊富なヨーグルトの栄養バランスにより、成人病を予防してくれます。 また、ガン予防、コレステロールの軽減、高血圧の予防、放射線障害の予防と治療、不眠、胃カタル、アレルギーなどの病気治療や肥満改善、肌荒れ改善など美容効果があるそうです。