鎌倉由紀子のブログ

現代社会はストレス社会ですが、心がなごむ、ストレス緩和に役立つ記事を掲載したいと思います。

瑞泉寺は今

2017-01-30 22:06:13 | 日記
 鎌倉宮までバスに乗車してから、細い径を瑞泉寺まで歩きます。途中で、鎌倉野菜を販売しているので、帰りに買って帰ろうと思います。「cobocobo」では、パン教室が開催されているようです。天然酵母のパンを拵えているところでした。

 瑞泉寺の入口で拝観料200円を納めると、梅林に差し掛かります。まだ、梅の花は咲いていません。磨り減った石段を登り詰めると、吉田松陰の石碑があります。山門を潜ると、足下に水仙の花が咲き乱れています。下は日陰ですが、山の上は日当たりがよいので、水仙も梅も開花しています。本堂の前には、黄梅の花が光の塊のような、凝縮した高密度な花を誇っています。

 本堂の裏手には、石窟のある庭園跡が広がっています。廃墟と言ってもいいくらいですが、仏教的な真実を伝えているような気にさせられます。形あるものは、必ず滅びるのです。夢窓国師が造った庭園は、「岩庭」と呼ばれているようです。鎌倉に残る唯一の鎌倉時代の庭園だそうです。しかし、皮肉なことに、残っているからこそ、廃墟の面影を色濃く感じさせるのでしょう。

 マンサクの花はまだ咲いていません。2週間後に再訪しようと思いました。その頃には、下の梅園でも、花が咲いていることでしょう。その頃には、春の兆しが感じられることでしょう。

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