雷とからっ風 義理人情! 上州かあちゃんの毎日

赤城おろしの冷たいからっ風にも、日本一暑い夏の日にもめげず
頑張る上州かあちゃんの日記です

お茶会

2023-05-22 22:08:54 | 花子

花子は

ガサツな母親に育てられましたので

ちょっと違った世界を見せておこうと思って

就職が決まって
大学を卒業するまでの
半年位
花子に茶道のお稽古を勧めました。
 
半年という短い時間でしたが
引き受けて下さる
先生と出会い
茶道のほんの入り口だけ
経験させました
 
就職してからは
なかなか、仕事になれず
茶道のお稽古を再会できる事なく
おりましたが
 
お世話になった先生から
お茶会に誘っていただき
昨日
親娘で行ってまいりました
 
 
 
緑さわやかな
軽井沢のこんな素敵な会場です



素人同然の親娘で
大勢のお客様のいるお茶会に
参加です
 

花子を
目一杯飾ってあげましたがねぇ〜
 
なのに、
大勢の着物姿のお客さんに
圧倒されて
 
すげぇ〜
緊張してて、
もう帰りたいとか、
自分には場違いだとか
 
ぐち、ぐち
言ってて
超〜変な顔してます
 
とりあえず、お腹を満たさなくては・・・
 
ごはん食べるにも何か
作法が必要なのかと
2人とも緊張していて
味がわからんかったけど
多分、美味しかったはず
 


お昼食べてから
一席目
花子がお世話になっていた先生の
お茶席です。
 
 


 
立礼席といって
畳のあるお部屋ではなく
お茶室にテーブルがあります
 
お手前は、一畳程の畳の上で
行われますが
お客さんは、テーブル席て
お茶をいただきました。

床の間 




お菓子は海の波をイメージした
青いお菓子!
 
飾ってある
笛は敦盛が得意としていた物と
説明して頂きました。
 
はーはーと
わかったふりして聞いていましたが
敦盛って!だれ
何者!
花子ぉ〜知ってるぅ〜
花子も知らんって
 
こんな時は、ググります!
 
平敦盛
 
源義経(よしつね)軍との一ノ谷の戦いに敗れた平氏は、
海上へ逃れた。このとき逃げ遅れた敦盛は、
源氏方の武蔵(むさし)国住人熊谷直実(くまがいなおざね)に捕り押さえられ、
討たれた。16歳または17歳と伝えられる。笛の名手であった
 
って、書いてありました。
 
ガッテン・ガッテン
波のお菓子は
逃げる海をイメージし
 
お花は、その名のとおり
アツモリソウ
 
そんで、笛の名手だったので
笛が飾ってあるってわけねぇ〜
 
床の間という狭い空間に
これだけの事をイメージして
あるって
すごくない!
 
こりゃ!茶道は奥が深い!
無学な私にゃついていけんわぁ〜
 
二席目は広間でのお茶席です。
 


お茶席の準備が整うまで
待合というお部屋で準備の
整うのを待ちます
 
その間にお茶席での
お正客を決めておくわけです
 
正客はお客さんの
お茶席での代表みたいな
ポジションで
茶席では最も上位の席に座ります
タイミングに合わせて
当日用意されているお抹茶やお菓子
お道具
掛軸やお花などを訪ねたりします
 
まあ〜、茶道の知識だけでなく
様々な教養が
豊富でないと出来ない訳で
 
だいたい!
先生レベルの方がお正客をしてくれるんです
 
そんなお正客を私にしてくださいって
言いに来ました
 
どなたかが、あの方にしてもらってって
言ってんだよ!
 
びっくりしたわ
どうやら、ご案内された時
1番最初にさっさと歩いて
お部屋に入ったのが
いけなかったらしい!
 
先生方レベルの方を差し置いて
先頭歩いてきたのが
悪かったのかなぁ〜
 
私は初心者なのでって
お断りしたら
またまた、嫌な雰囲気で
一言二言、嫌味っぽいこと
言われました。
気分がどんよりしちゃって
お茶席に案内されるときは
1番最後に歩きましたわ!
 
そしたらね、
今度は
私達親娘の座る所がないのさ
 
皆さん
椅子取りゲームみたいに
自分の座る所、確保したら
動こうとしないのよ
 
どうぞあちらへって
上座の方へ、座らせようとするんですわ
 
軽いいじめかと思いました
 
絶対座るもんかと
一度、廊下に出て
末席に座りました。
 
こう言った
お茶をたてる作法と違う
先生の教えてくれない
茶会の作法みたいなものは
何度も参加して
習って行くしかないのですかねぇ〜
 
花子はすっかりビビり
お茶席に入る時は
1番最初でも最後でもダメなのねぇ〜って
早速、学習してました。
 
花子の先生と茶道の先輩達!
皆さんとても、優しい方々で
昨日も、お菓子や、お茶を
お客様に出すお仕事を
手伝わせてくれました。
 
場慣れしていない
花子に手を出させるのは
先生方もヒヤヒヤもの
だったと思いますが
貴重な経験をさせて
頂きありがとうございます。
 
 


このように大きな茶会に
お誘いいただき
無作法な親娘で参加しても良いものかと
躊躇しましたが、
娘と2人でのイベントととらえ
楽しもうと思い参加しました。
 
親娘で、おしゃれして、
清々しい軽井沢で
日常とは違った空間で、
親娘での思い出作りが出来ました。
 






茶会が終わってからは
もちろん、軽井沢を楽しんできました。
 
 






 
 
 
 
 
コメント (6)
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