旅の楽しみは、その土地の名物
せっかくの街道歩きですので
食べ尽くそうと思っています。
まして、江戸時代から続く味は
なおさらのことです。
草津宿の名物は
姥が餅です。
1558年、
近江源氏佐々木氏は、信長に
滅ぼされました。
その時、ひ孫を姥に託して
逃げさせました。
姥は、養育のため乳房に似た形の
餅を作り往来で売ったそうです。
徳川幕府誕生後
家康が大阪の役についた時
84歳の姥がこの餅を差し上げた所
家康が「これが姥ヶ餅か」と言い
「養老亭」の名前を授けたそうです。
かつては、ここで、姥ヶ餅が売られ
広重の浮世絵にも描かれていました。
今は、国道1号線沿いへ、
移転されています。
本当に可愛い!
おっぱいの形です。
美味しかったです。
家康も芭蕉も食べた姥ヶ餅!
広重も蕪村も食べた姥ヶ餅!
そして私も、たらふく食べた姥ヶ餅です。
ここのお店は、
他の和菓子も美味しく
たくさん買い込んでしまいました。
番外編
こちらは、名物でもなんでもないようですが、講師の先生が寄ってくれたので
お酒買いました。
御代栄 みよさかえ
という地酒です。
少々重たいですが、
毎回、気持ちよくお一人様街道歩きに
送り出してくれる父ちゃんにお土産買いました。
こちらも飲みやすくて
美味しいお酒でした。